「小泉さんがですね、この先首相になってG7に出席されたら、知的レベルの低さで恥をかくのではないかと皆さん心配しております。
で、それこそ日本の国力の低下になりませんでしょうか?
それでもあなたはあえて、総理を目指されますか?」
何て失礼な質問なんでしょう。
この質問をしたのは、フリージャーナリストの田中さん。
普通なら、気を悪くするような質問への対応については、
挑発的な質問に対し冷静に対応したことが話題となっています。
次の写真は田中ジャーナリストが撮影されたものです。
出馬記者会見。メモに目を落とす進次郎。=6日、平河町 撮影:田中龍作=
今回のこのニュースとなったことには、どんな意味があったのでしょうか。
そんな疑問を調べてみました。
小泉進次郎の質問への切り替えしが神対応?
「私に足らないところが多くあるのは、それは事実だと思います。そして完璧ではないことも事実です」と笑顔でコメント。
「しかし、その足りないところを補ってくれるチーム、最高のチームを作ります。その上で今まで培ってきたものを、1人1人と各国のリーダーと向き合う覚悟、そういったものを私はあると思っています」
とても見事なクールな切り替えしで小泉進次郎さんの評価が上がった一場面でした。
しかしなぜ、こんな失礼な質問をしたのか・・・
そんな不自然な疑問が出てきます。
じつは、仕込みネタでは?
「そもそもこのジャーナリストの質問には、何をもって小泉氏の“知的レベルが低い”と言えるのか、それを説明する具体的な事例などは挙げられていませんでした。
普通は、政治家の記者会見では、模範解が用意されていることが多いようです。
ネットの書き込みでは、次のようなコメントも見られます。
程度の低い質問をしたフリーの記者は、進次郎氏が自分の好感度を上げる為に仕込んだ人なんじゃないかと言われていますよね。
カネあるから大手広告代理店使って仕切らせて会見作り。
記者の名と席決め、そして質問内容を事前に提出させて
回答まで事前に進次郎への仕込みは万全のやらせ劇。
実際のところ、そんな、仕込みネタと言われる、シナリオ通りとの声が多く上がっております。
この質問をされたフリージャーナリストは、田中龍作さん。
反自民のフリージャーナリストだそうです。
本来なら、小泉さんへの侮辱ではないのか、そんな意見が拡散されても仕方のないことです。
しかし、この会見を素直に見ていれば、大変、冷静に対応されたことが逆に不自然に感じた方が多かったようです。
SNSでは「進次郎氏の返しが素晴らしい」「株を上げた」と称賛するコメントが多数寄せられています。
しかし、国民の目はそれが、本当にうまい切り替えしだった事にしても満足はされていませんでした。
足りないところを補ってくれる最高のチームをつくる」と言うのは間違っていないし、正解だと思いますが、それだけで、首相になってもらっては困ります。
小泉進次郎さんは周りが想定問答の類を作っていたとはいえ、うまく演技をしたなというのが率直な評価です。
ですからこの対応が当たり前であり、特段誉められるものではありませんし。メディア対応と政治家としての評価は全く別物です。
ヤラセ疑惑の真相は?いかに?
今回質問した田中ジャーナリストは次のようにコメントしています。
「前から進次郎の知識レベルの低さ、頭の空っぽさが気になっていました。
安倍晋三(元首相)が人気だけで幹事長になったときも、選挙の現場へ行くと、(支援者が)もう“ワーワーキャーキャー”言ってですね、それが日本をダメにしましたね。
進次郎が首相になると、また日本が大変なことになると思い、あの質問は絶対にぶつけようと」
「知的レベルが低い」小泉進次郎氏に“爆弾質問”したジャーナリストを直撃…若きサラブレッドの綺麗すぎる返答には「気持ち悪い」と激辛 - Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
今回の質問での小泉進次郎さんの素晴らしい切り替えしについては、素晴らしいという高評価も多いのは事実です。
しかし、ヤラセ疑惑が浮上していることも事実です。
田中氏と親交のある政治ジャーナリストの宮崎信行氏の証言。
「田中さんと小泉さんは面識がありますよ。
2021年の総裁選のとき、田中さんが小泉さんの写真を撮ろうと
『小泉さん、お顔をこちらに!』とユニークな調子で呼びかけました。
小泉さんはそれが気になったようで、公設第一秘書に田中さんの素性を聞いたんです。
小泉さんもこのときは、田中さんに好印象を持ったはずです」
別の永田町関係者も、「田中氏は環境問題を取材するなかで、進次郎氏と会見のやり取りはあったはずだ」と言う。
まとめ
田中氏は、過去に小泉氏の囲み会見には一度だけ出席したことがあると語るが、
ヤラセ疑惑や「旧知の間だからあえて聞きづらいことを聞けた」という世評については、
強い口調で否定する。
- 小泉進次郎さんへの田中ジャーナリストからの質問に対する神対応の舞台裏はヤラセなのか。
- そしてそれが真実かそうでないかに関わらず、このことが話題になったことで、どんな意味があったのか?
両者のコメントや世間のコメントからすると、結局のところ、ヤラセでは無いが、想定内の事態に備えたコメントが使われた、
また、田中ジャーナリストも質問の内容よりも、
田中ジャーナリストから、小泉進次郎さんに対する世間の思っていることを代弁してやったような、
ある意味、お手並み拝見的な感覚だったような印象を受けます。
どんな質問をされても、総裁選に立候補される方であれば、これからも試される事だと思います。
ぜひ、これからも、多くの日本で起きている問題にも神対応をして、実力を見せてほしいと思います。
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