2024年総裁選出馬を表明した小泉進次郎氏。
JNNの取材でも小泉進次郎氏は、議員票はトップと発表しています。
JNNの取材で、投票総数の半分を占める国会議員票について、
小泉進次郎元環境大臣が50人以上の票を固め、トップに立っていることが分かりました。
小林鷹之前経済安保担当大臣がこれを追う展開です。
そんな小泉進次郎氏の公約について調べてみました。
小泉進次郎氏 三つの改革を明言 総裁選出馬表明
- 政治改革・・・旧文通費の使途公開と残金の国庫返納の義務付け。
改正政治資金規正法で10年後に公開するとされた政策活動費も廃止。
- 聖域なき規制改革・・・労働市場の流動化に向けて雇用規制の見直し、
ライドシェアの全面解禁を進める。
- 人生の選択肢の拡大・・・選択的夫婦別姓の導入、
「年収の壁」の撤廃、
労働時間規制の見直し。
これらを1年以内で実現するとしています。
小泉進次郎氏の改革の実現性は?
小泉進次郎氏の9月12日に行われた所見発表演説の内容を抜粋してみました。
1年以内に3つの改革を断行する。
(1つ目は)政治改革は政治資金の透明化に加え、自民党改革、国会改革を進める。
2つ目は聖域なき規制改革。労働市場改革、ライドシェア、スタートアップ支援。国民の願いや希望を形にする真の国民政党に自民党を立て直す。
3つ目は国民の生き方や働き方の変化に合わせて年収の壁の撤廃、労働時間規制の見直し、選択的夫婦別姓等、人生の選択肢の拡大を進める。
憲法改正については、立党以来の国民との約束を守るため、戦後初めての国民投票を実施したい。
目の前の課題にも迅速に対応する。直ちに物価高対策の検討を指示し、物価高の影響を緩和し、成長型経済への移行を後押しする。
地方創生にも取り組み、インバウンド観光、農産品輸出、海業等、地域の特性を生かして、世界につながる成長を実現する
決着 新時代の扉を開ける小泉進次郎候補 所見発表演説要旨 | お知らせ | ニュース | 自由民主党総裁選に立候補した9人の候補者による所見発表演説会が9月12日に党本部8階ホールで行われました。小泉進次郎候補候補は、党...
9月6日のフリージャーナリストの質問を見事に切り抜けたことで、「首相になってほしい候補者」アンケートでは石破氏に次ぐ2位になったと言われています。
しかし、自民党若手議員の中では、あることが囁かれているようです。
「討論会で必ずボロがでる。自分の政策に自信がないのか、アドリブが苦手。」
そして「解雇規制の見直し」について、一部で「解雇の自由化」と解釈され、反発を呼んでいると言います。
そこで、小泉進次郎氏は
「今も解決していないのは正規・非正規の格差なわけです。
非正規の方が正規で雇用されやすい環境を作っていくことを考えると、労働市場の今のルールを変えないといけない。
大企業に再就職支援を今まで以上にやっていただく」
と軌道修正しています。
解雇の自由化ではなく、非正規から正規への流れを作ると強調。
そんな発言にブレを感じて自滅していく可能性も指摘されていました。
そして、小泉進次郎氏の公約について、不安な声も上がっていました。
「解雇規制の見直しに挑みたい」について・・・
X(ツイッター)やメタ社が運営するスレッズは、失業を案ずる声であふれた。
「解雇規制緩和、怖すぎる。育児、介護、病気などの事情を抱えた社員は真っ先に解雇され、会社にとって都合良い人間が残り、昭和の長時間労働社会に逆戻りしそう」
「この年で次の仕事探すのキツいな……。馬鹿みたいに高い税金払い続けて、いつ解雇されるか怯(おび)えながら過ごさなあかん」
Xでは一時、「解雇自由化」という言葉がトレンド入り。「いつ首切られるかも分からない不安の中で仕事させたもんなら、絶対うつ病患者とか自殺者とか激増するだろ……」と社会への悪影響を懸念する声もあった。反対に「規制を緩和しないと、働かない人を解雇できない」と、企業の人員整理が進むことを期待し、小泉氏を擁護する意見もみられた。
小泉進次郎氏が打ち出した解雇規制緩和 「怖すぎる」SNS不安の声 | 毎日新聞自民党総裁選で小泉進次郎元環境相が打ち出した解雇規制の見直しを巡り、SNS(ネット交流サービス)で「解雇されやすくなるの...
小泉進次郎氏は自民党総裁選への立候補を表明した記者会見で、「この30年間、日本から世界で勝負する企業が出ないのも、既存企業が既得権益を守るため新規参入を阻もうとしているからだ」といった発言をした。そして既得権益側の象徴が、タクシー業者が主体となっている日本版ライドシェアだと訴え、改革を呼びかけた。
これに対し、タクシー業界を所管する斉藤国土交通相は「既得権益を守る意識は全くない」と反論しており、タクシー業界関係者の間に波紋が広がっている。
小泉進次郎氏、公約に「ライドシェア全面解禁」 日本でもウーバー利用可能に | 自動運転ラボ自民党総裁選に出馬する小泉進次郎氏が、ライドシェアの全面解禁を訴えている。立候補を表明した記者会見で公約として発言したも...
自民党総裁選に出馬した小泉進次郎元環境相は13日の日本テレビの番組で、目玉公約の一つとして打ち出した「解雇規制見直し」について「緩和ではなく、自由化でもない。昭和の時代の働くルールを令和の時代に合わせる」などと発言をトーンダウンさせた。「企業が首にしやすくなる」などの批判が出たことを踏まえたとみられる。
解雇規制見直しトーンダウン 小泉氏「緩和ではない」―自民総裁選:時事ドットコム自民党総裁選に出馬した小泉進次郎元環境相は13日の日本テレビの番組で、目玉公約の一つとして打ち出した「解雇規制見直し」に...
まとめ
現在、総裁選で勢いをだしている小泉進次郎氏ですが、国民からは冷ややかな意見が多いようです。
小泉さんに政治はできない。はっきり言うと外交もできない。環境大臣しか経験がなく主要閣僚をやった事がない人に何ができるのかな。自民党は選挙に勝つためだけとして国民人気の高いこの方を推奨してる。議員のレベルを疑う。
自民党は変わらないってよくわかりますね。 結局解散総選挙で一番勝てそうな人を好むってことですよね。 そもそも小泉氏が人気がある理由がわからない。 父親の時も思いましたが。 じゃあ小林氏っていっても出身の財務省の言いなりみたいですから日本はよくならないってことですわ。 与党になるにしてももう少し数を減らして謙虚で国民の声も届くような結果になることを望むばかりです。
現在は、経験を積んでいる段階が否めない、小泉進次郎氏。
今すぐに、総理大臣を目指さなくても、良いかも知れないですが
これから、いろんな経験を積んで、国民に安心を与えてくれる政治家になってほしいと思います。
コメント