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介護施設の仕事に転職をして1年半になります。
前職は、営業で福祉用具(介護用品)の販売を行っていました。
私自身、52歳の時に転職しています。
ですので、実際に転職は可能です。
そして介護のお仕事の適性があるとしたら、どのようなことかを、この記事ではご紹介できればと思います。
介護の仕事向いている人はどのような人?
私自身は、最初から介護の仕事を目指そうと思ったことはなかったし、今まで向いていると思ったこともなかったです。
しかし、実際、介護の施設に転職して1年以上続けられています。
http://sato0827.com/wp-content/uploads/2024/10/厚労省 介護職の適性.pdf
介護の仕事を選ぶキッカケは何なのかを調べてアンケート調査も出ていました。
「人の役に立つ仕事がしたい」「ありがとうと言われる仕事がしたい」「家族の介護やボランティアを通して、介護の仕事のやりがいを知った」「高齢者と接することが好きで、自分に向いていると確信した」などの声が聞かれます。
人の役に立ちたい
人のために働く喜びを感じることができれば、仕事をする醍醐味は違ってきます。困っている人に必要とされ、やりがいを感じる仕事がしたいとの思いから、介護福祉士になった人は多くいます。「人手不足と言われている介護分野で、困っている人の役に立ちたい」、「人の世話をするのが得意」、「介護に携わる仕事はこれからますます必要とされるので、その分やりがいも大きい」といった思いがあるようです。
家族の要介護がきっかけに
大切な家族が要介護の状態になったのをきっかけに、介護職に興味をもち、介護福祉士の仕事を目指すようになった人は少なくありません。「祖母が寝たきりになったとき、介護の知識がなく、手助けできない自分に悔しさを感じた」、「訪問してくれる介護福祉士の方のイキイキと働く姿を見て、自分もこの仕事がしたくなった」といった声が多く聞かれます。
人と接することが好き
人と接する仕事が好きで、介護福祉士の道を選んだ人も。「アルバイトで接客業に携わっていたとき、お客様の喜ぶ顔を見るだびにやりがいを感じることができた」、「近所のお年寄りと接することが多く、年の離れた方とも自然に楽しくコミュニケーションできるから」、といったことから、気配りやコミュニケーションが大切になる介護福祉士に向いていると確信した人もいます。
施設見学やボランティアで
介護施設での職場体験やボランティアがきっかけになることも。「介護福祉士の方の利用者さんに対するやさしい声掛けや、的確で機敏な行動を見てあこがれを抱いた」という人もいます
私自身は、介護のお仕事について、向き、不向きは考えなくても良いぐらいにと感じています。
それは、介護というものは、誰でも、自分自身や身内でも問題になることだからです。
避けて通れない道であり、特別なことではないからです。
しかし、転職をしようとして介護を、お仕事として考えると、どうしても自分にはできないかも知れないと考えてしまうかも知れません。
また、他人と身内とは違うと考えてしまうかも知れません。
もし、転職するにあたり、自分がどんな仕事がしたいのか、わからない、転職先が見つからず、介護の仕事は不安ということで、転職先の選択肢に入れていないのであれば、それは、もったいないかもしれません。
50代は介護の仕事を始めるには、遅すぎない!!
【最新調査】令和3年度の介護職の現状
1.約7割の事業所が「65歳以上の働き手」を雇用。平均年齢は47.7歳
介護労働安定センターが公表した「令和3年度介護労働実態調査結果」によると、65歳以上の働き手がいると回答した事業所は68.0%にのぼります。
そのうちの45.2%が介護職員として勤務しており、職種別の割合では最も高い結果となっています。
表:勤務する職種別に65歳以上の労働者数がいる事業所の割合
職種 % 訪問介護員 34.1% サービス提供責任者 7.7% 介護職員 45.2% 看護職員 29.8% 生活相談員 4.4% PT・OT・STなど※ 1.6% 介護支援専門員 13.2% その他 28.7% 無回答 1.5% ※PT:理学療法士、OT:作業療法士、ST:言語聴覚士
公益財団法人介護労働安定センター令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について,p.3図,表3より作成全体の属性をみると女性が71.1%、男性が19.8%と圧倒的に女性が多く、平均年齢は47.7歳となっています。男女別の年齢分布では、男性は「40歳以上45歳未満」が18.6%、女性は「50歳以上55歳未満」が15.8%とそれぞれ最も高い割合を占めています。これらの結果から、介護職は40代50代、とくに女性が活躍している業種であることがわかります。
別の調査では、介護職員の勤続年数は勤続2年が8.8%と最も高く、次いで勤続3年が8.4%となっており、勤続年数が浅い人の割合が多いことが明らかとなっています。
40~50代の働き手が多いことに加え、勤続年数が浅い人の割合も多いという点から、介護職は経験や年齢を問わずチャレンジしやすい仕事といえるでしょう。
出典:公益財団法人介護労働安定センター令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について, p.13,図表19 より作成
2.介護職の多くが異業種からの転職。無資格でも戦力に
同調査で「前職が介護・福祉・医療関係以外の仕事」と回答した人は63.1%で、介護職に就く人の大半が異業種からの転職であることが明らかとなっています。
この理由として考えられるのは、高齢者人口が増える一方であるいま介護市場は拡大を続けており、介護職は将来性のある仕事ということ。
加えて、介護職が無資格でもチャレンジしやすく、活躍できる仕事であることです。
介護士の場合、無資格であっても食事介助や入浴介助、排せつ介助といった被介護者のからだに直接触れておこなう身体介護や、掃除や洗濯など被介護者のからだに触れない生活援助、送迎、事務などの業務を担当することができます(訪問介護を除く)。
つまり、資格がなくても十分に介護士として働けるということ。また、介護の仕事はコミュニケーションスキルも必要とされるため、これまでの社会経験が役に立つのです。
ただし、平均給与は有資格者のほうが高いため、介護職に就いたあとは積極的に資格取得を目指すことをおすすめします。※現在は努力義務である「認知症介護基礎研修」が2024年からが完全義務化となりますが、1日あれば修了できるカリキュラムのため負担は少ないでしょう。
重ねた年齢がプラスに働く3つの理由
1.仕事に人生経験が役立つ
老人ホームなどの介護施設で働く際には、あなたのこれまでの人生における人との関わり、その全てが役立ちます。それは、介護職が「人」を相手にする仕事だから。施設の利用者様だけではなく、一緒に働くスタッフや看護職員などとの連携、利用者様のご家族とのやりとりなど、どんなときでも相手の気持ちを考えながら、冷静に行動することが欠かせません。
こういったスキルは、社会経験の少ない若い年代の方よりも、人生経験を積んできたミドル~シニア世代の方のほうが高い傾向にあります。たとえばずっと営業の仕事をしてきた方なら、相手の心を解きほぐして懐に入る話術が役立ちます。主婦の方なら、ご近所・親戚付き合いで培った気遣いや、子育て経験も活きるでしょう。相手の立場に合わせた柔軟な敬語の使い方などにも慣れているはずです。
人を不快にさせない接遇マナーが、社会人としてすでに身についている点は大きなメリットとなります。
2.利用者様と価値観が近く、共感しやすい
介護施設でサービスを利用されている方のボリュームゾーンは80代前後。働くミドル~シニア世代からすると、ご自身の親世代かもしれませんし、ときにはほぼ同年代だという方もいるかもしれません。
いずれにせよ利用者様の立場から見ると、孫やひ孫のような新卒の若い世代よりも、年齢は近いはず。趣味や幼い頃の思い出、家族のことや健康の悩みなど、様々な話題で共感しやすいのではないでしょうか。
介護の仕事では、利用者様との何気ない会話の積み重ねから信頼関係を築いていくので、共通の話題があることは大きなメリットといえるでしょう。
3.若い世代と違う時間帯で働ける
20代、30代の働き手は、共働きをしていたり子育て中だったりすることが多いもの。小さな子どもを預けて働いている場合、働けるのは保育園が開いている朝から夕方までということがほとんどです。そんなときに活躍できるのが、時間に融通がきくシニア世代です。
たとえば介護施設の働き手が少なくなる早朝の時間帯、若い世代が出勤してくるまでの数時間、空いている時間を活かして働くことも可能です。体力的にフルタイムで働くことが難しくても、自分にできる範囲で働くことで、社会貢献をしながらしっかりお金も稼ぐことができたら嬉しいですよね。
50代は介護の仕事を始めるには、遅すぎない!! 私自身の経験を通じて。
ネットで転職サイトを登録でき、いろんな求人の会社を見てみました。
そして、最終的に介護業界に転職先が決まることになりました。
実際に転職先を介護の仕事を選んだことは、私自身、とても良かったと感じております。
自分が携わる仕事で、「ありがとう」と言ってもらえることが、どんなに素晴らしいことかを実感したことです。
確かに、感謝される仕事はたくさんあります。
ですが、そんなお仕事に出会えること自体が、難しいように感じるのです。
そして、その人自身の性格や価値観など様々な要素があって、出会えた仕事で、感謝されることに素直に自分も嬉しく、幸せな気分を感じれるかということです。
もし、何がしたいかわからない、今の仕事がうまくいっていない等、転職を考えている方へ1度、介護のお仕事を選択肢に入れてみてはどうかと思っています。
人に感謝される介護のお仕事はとても、やりがいのあるお仕事だと感じています。
ですが、すべての方に、介護のお仕事が合うとは、言い切れません。
ですが、もし、どんな仕事をしたらわからない、そんな方には、ぜひ、チャレンジをしていただければと思います。
まとめ
介護の仕事に向いている適正については、向いていない人はいない。
介護は、人として誰しも通る人生の出来事だからです。
そして、また、人は経験的に介護の職種を目指したいと思う時があります。
- 人の役に立ちたい
- 家族の要介護がきっかけに
- 人と接することが好き
- 施設見学やボランティアなど
50代は介護の仕事の仕事を始めるのには、遅すぎない。
厚労省の調査でも約7割の事業書が「65歳以上の働き手」を雇用している。そしてそのうち45.2%が介護職員として勤務している。
40~50代の働き手が多いことがあります。
実際、50代ならではの強み(人生経験、利用者との価値観が近く、共感しやすいなど)を活かして、
介護のお仕事に挑戦することは、やりがいのあるお仕事になるように思います。
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