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この記事では、現在、お勤めの会社を辞めて、新しく未経験のお仕事を求める50代の方を想定しています。
未経験の職場へ転職して、心機一転を考える上での不安や、
転職が、幸せな未来につながるのかを、私の経験をもとにご案内できればと思います。
50代からの転職、仕事の選び方について・・・
やりたい仕事があるために転職を検討される場合ではなく、
現状が不満で転職を検討される場合に気をつけたいことを調べてみました。
なぜ転職をしたいのか、離職理由にはどのようなものが多いのでしょうか?
離職理由
転職者が直前の勤め先を離職した主な理由をみると、「自己都合」が 75.5%と最も高くなっている
(表 15)。
「自己都合」による離職理由(3つまでの複数回答)をみると、「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」が 27.2%で最も高く、次いで「満足のいく仕事内容でなかったから」が 26.7%、「賃金が低かったから」が 24.9%となっている。
男女別にみると、男は「会社の将来に不安を感じたから」が 31.0%、
女は「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」が 27.0%と、それぞれ最も高くなっている。
正規(男性) 非正規(男性) 正規(女性) 非正規(女性) 自分の希望する仕事ではなかったから 13.0 17.9 9.7 11.6 能力・実績が正当に評価されなかったから 21.1 17.9 21.0 14.5 給与・報酬が少なかったから 40.7 21.4 30.6 15.9 労働時間が長かった・休暇が少なかったから 30.9 21.4 29.0 29.0 独立・起業のため 0.8 1.8 ー ー 通勤時間が長かったから 8.1 8.9 6.5 5.8 転勤が多かったから 0.8 1.8 1.6 ー 一時的・不安定な仕事だったから 4.9 5.4 4.8 ー 人間関係がうまくいかなかったから 13.8 14.3 21.0 17.4 会社の経営方針に不満を感じたから 30.1 21.4 32.3 24.6 事業又は会社の将来に不安を感じたから 31.7 26.8 24.2 20.3 結婚したから 1.6 1.8 1.6 10.1 出産・育児のため ー ー 1.6 5.8 健康がすぐれなかったから 7.3 10.7 6.5 13.0 家族の介護のため 0.8 ー ー 1.4 家族が転勤したから ー ー ー 1.4 育児休業がとりにくかったから ー 1.8 ー 1.4 会社から出向・転籍を命じられたから 4.1 3.6 1.6 ー 希望退職に応じたから 2.4 1.8 ー ー 倒産したから 6.5 5.4 ー 2.9 解雇されたから 4.1 7.1 3.2 7.2 契約期間が満了したから ー ー 1.6 ー 初めから短期のつもりだったから 2.4 5.4 ー ー 新しい仕事がみつかったから 18.7 7.1 19.4 13.0 勉強のため ー 7.1 3.2 13.0 表16 性、第5回の就業形態、第6回の仕事の有無・就業形態別にみた退職理由(複数回答) 厚生労働省:第6回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況↗
50代からの未経験転職でも成功する秘訣は、自己分析をしましょう!
社会人の転職の際にも自己分析は必ず必要です。
この自己分析については、自分自身を客観的に振り返り、記録する作業で行うことができます。
最近は、年齢を問わず、仕事の適性に悩み、転職活動をする方は多です。
今は、無料でできる職業適性診断無料アプリもネットでは出ています。
自己分析ツールおすすめ【2024年10月最新】登録なし・無料で使えるサービスも | キャリアアップ広場
一般的に就職活動では、重視される職業適性テスト。
この職業適性テストは、能力だけでなく、性格特性も表れます。
面接では、「あなたは、どのような人柄なのか」、「長所、短所について」を探りにきます。
事前に自分の自己分析を客観的にしておくことで、面接時の受け答えに対し、面接者の印象も想像できます。
自分自身を客観視できることが面接者に伝われば、高い評価をされます。
これは、「自分を客観視することができるのは、自分の内省する力が高く、入社後も、自ら自分の欠点を克服するために自主的に考え、努力をして成長していく可能性が高いから」です。
(転職BAR店主 鈴木康弘氏)
50代からでも転職して、これからの自分はどうなりたいか
人生の選択肢はたくさんあります。
収入と幸福度の両方を追求することは、大切です。
もし、50代でも、キャリアを積んでいきたいとお考えの方も多いと思います。
ただ一番大切なことは、自分がどう生きたら幸せなのかをじっくり考えてみましょう。
もし、50代になりお子様が独立して、養育費もかからなくなっていく頃なのかも知れません。
これからは自分自身や配偶者との時間を大切にしていくことを中心に置いた仕事探しになることも、
選択肢に入れてみたいと思う時期です。
50代からの未経験転職でも成功する秘訣!やりたい仕事があるのなら、先入観なしに徹底的に調べましょう!
そして、実際に書き出してみて、それでも、どうしても、転職を実行したいと思えるのであれば、実行するために、準備を進めていきましょう。
その業界への転職状況や、具体的に入りたい企業が決まっているのなら、その企業のホームページを覗いてみましょう。
そして、転職に向けた行動をすべて、記録メモを残していきましょう。
このような記録を取る行為は、私の経験ですが、自分自身の気持ちの熱意を測ることができるからです。
確かに、ノート(紙)を用意するひと手間、ペンを用意するひと手間、書き損じないように注意するひと手間、すべてにおいてとても面倒なものです。
そんな時間を費やしてでも、実際に自分のために、記録を取る手間が大切な時間、ご自身と向き合える時間になるのです。
今の時代は、音声メモや、パソコンでメモを残す、スマホで入力をする、すべて時短に繋がり、快適になります。
ですが、もし、振り返り、書いたメモを、再度、そのメモを見返す時にノート(紙)に書いたものを見返すことが、圧倒的にその時々に、記録したご自身の転職への熱量が確認できます。
もしかしたら、だんだん、時間が経つ中で、転職活動が面倒になるのかも知れません。
そうなれば、今の会社に残り、今までの会社で続けるメリットを思いだしたり、発見できるのかも知れません。
ノート(紙)に記録したご自身の文字を見たら、いつもより雑に書いていた、また、逆に、丁寧に書いていたなど、ご自身の転職にたいする想いの真剣さがにじみ出ているはずです。
記録した文字を見て、その時の心境を確認でき、「さぁ、頑張るぞ!」と改めて意識が強くなるかも知れません。
50代で転職の覚悟、基本は収入ダウン、定年まで働ける時間も確認しましょう!
今のお仕事の勤続期間や、現在のポスト(役職)、もしかしたら50歳代であれば、そこそこの人脈や手厚い会社からの待遇を受けておられるかも知れません。
そんな恵まれたものをすべて、捨ててまでも、転職して未来の生活に夢が持てるのかも想像してください。
50代からの未経験転職でも成功する秘訣!転職を実践するにあたって
50歳代であるというある意味、未経験職種など不利な転職先をご検討する中で、正社員には拘れる年齢ではないことも、注意が必要です。
もし、知り合いの力を借りる、もともと、求人条件が正社員の募集など、正社員になれる条件であれば、安心ですが、必ず、面接時など、転職される前に確認をしておきたいものです。
現に、私が最初、転職先として選んだ会社は、知人がオーナーでしたが、入社するやいなや、まずは、契約社員として働いてくださいとのこと。
そして続くようであれば、正社員として改めて、契約をしますと、突然、切り出されました。
そこの会社はそのほか、いろいろ不透明なことが出てきて、わずか、二か月程度で辞めてしまいました。
そして、今の福祉施設へ転職して、今は、辞めずに続けてこられています。
あとは、転職しても定年まで、どのくらい勤めていけるのか、せっかく転職されても仕事を覚えた頃に退職となれば、悲しいし、もったいないです。
定年後も再雇用契約があるのかなども、調べておきたいものです。
そして、もし、そのような条件がない場合でも、その仕事の経験を活かして、
また定年後のお仕事を探せる職種なのかも検討しておきたいものです。
50代としては、どのような資格を持っていて、その資格を活かした実務経験があることは、
これは大変な財産となります。
たとえば、資格はもってて、いつかの役に立つと考えていても、
まだ、20代、30代であれば、その資格を使う仕事の実務経験を積むことができる時間があります。
ですが、50代であれば、実務を教えていただける環境自体が少ないことが現実だと思います。
ましてや、お給料もいただきながら、全くの未経験から実務を教われる環境に巡り会える可能性はかなり低くなると思います。
全くの未経験であれば、実務を学びながら、お金をいただける仕事を探しましょう!
もし、未経験で初めてのお仕事で、その仕事に関する、資格も取得できて、できる限り、健康なうちは働きたいとお考えの場合は、
実務を学び、資格をとり、そのうえで、その資格の手当をつけていただけるお仕事の条件を探しましょう。
施設介護のお仕事は、選択肢に入れてみることも!
実際、私の勤める介護のお仕事自体は、未経験、無資格でも挑戦でき、また、雇用主の方からも、入社してきた社員にたいしては、資格取得に関して、本当に積極的です。
資格取得後は、その資格に関する実務経験もでき、何かの事情で退職してしまったとしても、次の資格を活かした転職も検討できます。
未経験からの仕事探しで転職を決意したら
50歳という年齢もありますので、少しでも早く、転職活動をすることをお勧めします。
年齢的にも限られた時間です。
早く、動きだす方が良いです。
あとは、その転職活動と並行して、今の勤め先をご自身の思う希望日までに退職できるかも調べておきたいものです。
引継ぎや会社によっては、新たに求人を出して、人員補充の必要もでてきます。
そんな状況でもご自身の希望の日時に退職が現実に可能かも何度も、確認しておきましよう。
そして、ご家族がおられる場合には、あなたの転職を応援していただけるかも転職活動を成功させるためには、必要、不可欠です。
転職先から、内定をいただくまでは、できる限り、今の会社に残り、お給料のない期間が無いようにしましょう。
新しく転職できても、通常は新しく、転職先からお給与が振り込まれるのは、最初のお給料は一か月遅れます。
そんなお金が入ってこない期間を乗り越えるために、いまの勤め先からのお給料はいただける環境が望ましいです。
まとめ
未経験転職は業界にもよりますが、私自身の経験上、介護のお仕事であれば、未経験者でも歓迎ムードです。
そして、実務を覚えながら、資格取得にも法人自体が積極的にフォローしていただけます。
結論としては、50代からでも、未経験からのお仕事に就くことはできます。
介護のお仕事だけが、未経験でも50代からでも転職できるお仕事という訳ではありませんが、私自身の経験に基づいてご紹介をさせていただきました。
一度きりの人生です。
やり残すことが無いように夢を大切に生きていきたいと思います。
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