定年前の53歳で未経験の新しい世界へ!勇気づけられたお話!

介護職の日記

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私自身が52歳で全く未経験の介護の仕事へ転職をした時に、たまたま読んだ記事がありました。

その記事は、内多勝康さんの記事です。

そんな私が勇気づけられた記事をご紹介させていただきたいと思います。

そして、私自身も福祉の世界へ挑戦し、内多さんとは、まったくお仕事の内容は違いますが、いくつからでも、新しいことへのチャレンジが可能である勇気をいただけたことに、とても感謝した記事になります。

「動きながら考えよう」内田勝康さんの記事とは

内多勝康さんは元、NHKで三十年間、アナウンサーをされていました。

「生活ほっとモーニング」や「クローズアップ現代」などの看板番組を担当していたこともあった内多さん。

53歳のときにNHKを退職して、未経験の福祉の世界に飛び込んだ体験談を「PHP」No.897で読むことがありました。

そして、医療的ケアが必要な子どもたちと、その家族を受け入れる「もみじの家」という医療型短期入所施設で、ハウスマネジャーとして働かれているようです。

このハウスマネージャーとは、施設の管理運営をする事務所の責任者のことと説明がありました。

ですので、実際には、介護の現場の介護職として働いてはおられないようですが、福祉の世界に魅力を感じ、定年前に転職をされたという心境には、とても親近感を感じました。

記事によりると、障害福祉には関心があって番組で取材したことはあったが、実際の現場経験はまったくのゼロだったとあります。

そして、NHK入局以来、転職するなんて思ってもみなかったそうです。

第1線を走り続けれらる人は少ない

そして、内多さんは、50歳を過ぎたころから、やりがいのあった情報番組の担当から外れ、後輩が担うようになっていったことがあったそうです。

このときの気持ちを内多さんは、

「勤め人ならだれしも経験することかもしれませんが、ふと気づくと、若い世代が職場の中心になっていて、自分のことがなんだか色あせて見える・・・」

そのような経験をされ、「これまでのように仕事に生きがいを求めるのはやめよう・・・」

そして、以前、取材でお世話になった方からのお誘いで転職につながったことになったとのことでした。

よく知らないから一歩ふみだせた

事前情報があまりなかったからよかったんです。いろいろわかっていたら躊躇していたかも・・・

最初はやはり、苦労の連続だったようです。

パソコンがで苦手、慣れない仕事の連続で会議で居眠りなど怒られたこともあったよいうです。

しかし、自分で選んだ道ですので、石にかじりつくように目の前のことに向き合っていると一年ぐらいで仕事をこなせるようになったようでした。

そして、だんだん物事が自然といい方向に回り始めたとあります。

私自身の振り返りでも、本当に目の前のことを焦らずにコツコツと謙虚に学んでいく姿勢はとても、良い方向に進むようになるきっかけになると感じています。

実際、私も50歳を超えての転職で、入職時は本当にすべて教えていただくことからです。

しかも、自分よりも、10歳以上年下の人が多く、その人たちに、謙虚になれるかも大変、大切なことだとも感じます。

気持ちが謙虚でいることは、どうしても、態度や仕草に現れます。

うまく、職場に馴染むことがとても大切だと感じます。

動きながら考えよう

内多さんは転職をして、最初の一年ぐらいは、正直しんどかった、今は心から「よかった!」と言えます。とあります。

そんな背景をみてみると、内多さんは、さまざまなご縁と奇跡的なタイミングに恵まれて、今こうしてやりがいのある仕事ができている。宝くじが当たったくらい幸運なことだと思っています。と感想を述べられていました。

たしかに、仕事との出会いも人との出会いもご縁であるには違いないと感じます。

ただ、そんなご縁に恵まれるように日頃の取り組みも大切かも知れません。

内多さんは、「単身赴任になった47歳のときには、専門性を高めようと通信制の専門学校に入って社会福祉士の資格を取得されています。

仕事でやりがいを失いかけていたときには、フードバンクのボランティアをしたこともあったようです。

そうやって自分の興味がある分野での動きをとめなかったことが、今の仕事につながったと思うそうです。

ただ、情報を集めて満足するのではなく、実際に動くことで自分の考えが深まるし、チャンスがきたときに迷いや葛藤なく決断できたことが紹介されていました。

まとめ

私自身は、内多さんのように、具体的な行動までは、転職前から、していたわけでは、ありませんが、

実際に同じ頃の年齢で、全くの未経験のお仕事にチャレンジをしたという事で、とても環境が変わることの不安さや、やってみようと思った気持ちに進んでみる気持ちを大切にすることは、もしかしたら、新しい自分との出会いのキッカケになるのではと思います。

福祉の世界だけに限りませんが、もし、今の自分から、別の新しいことへチャレンジしてみようと思われている方に何か伝わるものがあれば、幸いです。


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