介護職でいう多職種連携とは?理解しておくべき連携と支援の必要性とは

介護職の日記

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介護福祉士実務者研修のテキストでは、常日頃、耳にする多職種連携という言葉。

その重要性について、改めてテキストを読み直してみました。

私たちが生活をしていくうえで、さまざまなニーズや課題について、

総合的・包括的にとらえ、その一つ一つを解決し、ニーズを充足させていく過程(プロセス)において、

効率的で効果的な支援を行うためには、

専門職や非専門職、フォーマルやインフォーマルな社会資源を問わず連携し、

チームによる支援を進めることが、手法として不可欠です。

複雑な課題や複合的ニーズを抱えた人たちを支援していくためには、一人の専門職や一つの機関でできることには限界があるため、複数の人や機関のかかわりが必要となります。

そのためには、多職種・多機関連携や地域連携によるチームアプローチ、チーム支援が重要となります。

多職種連携の意義

介護サービスは、介護福祉職だけでなく、福祉や保健医療の専門職が一体となって、チームとして提供していきます。

専門職は、役割分担を明確にし、それぞれの専門性を活用した支援を行い、また、専門職ならではの視点をもち、利用者のケアの方向性に関する情報を共有して、課題の解決に取り組みます。

多職種連携においては特定の専門職がリーダーシップをとるということではなく、自由に意見を出すことのできる環境づくりが大切です。

福祉の専門職としては、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、介護支援専門員などです。

保健医療の専門職としては、医師、看護師、保健師、薬剤師、管理栄養士などです。

参考元:TAC出版「介護福祉士の教科書」


連携とチーム支援の必要性とは

連携とは、様々な視点がありますが、連携の密着度の段階に着目してみると、

・リンケージ(連結):連絡を取る、つなぐ、

・コーディネーション(調整):情報共有を含め調整する、

・コラボレーション(協働):共通認識をしてチーム支援を実施する、

・インテグレーション(統合):組織体やシステムとして統合していく、

このように分けることができます。

※支援者に求められている連携はコラボレーションが求められます。

そして多職種連携の必要性については・・・

①多様性

私たちの生活やライフスタイル、ニーズは多様で、障害者や高齢者も変わりありません。

社会環境の変化も伴い、より複雑化しています。

②限界性

また、個々の支援者や個々の組織のもつ力は万能ではなく、単独の機関や組織、職種などでは支えきれない限界を認識しておくことが重要です。

③可能性

また、こうした、多様で変化するニーズには、単独では対応できないことも多くあるかもしれませんが、多機関や他職種連携、協議、チームアプローチにより、その対応の可能性が広がり、さらには本人の可能性を伸ばすことにも繋がります。

④補充性

相互の協力により援助の不足部分が補完されます。

⑤付加性

また、こうした連携やチーム支援の実践を継続していくなかで、それぞれの機関や組織、職種等の質の向上や支援力の向上につながります。

上記の内容が、実務者研修テキストには掲載されています。

もしこれらの認識がなかった場合のリスクとしても紹介されています。

参考元:一般財団法人長寿社会開発センター「障害の理解Ⅰ・Ⅱ」

連携とチーム支援の必要性が希薄であれば・・・

こうした認識が希薄であったり、自己(組織)完結型の支援では、新たなニーズに対応できずに本人を組織に合わせる支援がされていたり、ニーズ不足や本人の可能性を潰してしまっていることにもなります。

このことからも常に連携とチームアプローチが大切になってきます。

まとめ

多くの介護施設では、地域社会の多様な介護ニーズに応えるために、多くの専門職のスタッフがいるかと思います。

そして、介護が必要な方へ、提供するサービスは住み慣れた地域で末永く、安心して、日々の生活ができるような支援でなければなりません。

このことは、介護サービスが、ご利用者の一人ひとりの個性や主体性が尊重され、サービスの内容に対して自由に意見を述べることができるような関係性が保たれ、自己決定を基本とした利用者本位の支援に結びつかなければなりません。

多職種連携を密にし、資源を最大限に活かした地域密着型の福祉サービスが大切です。

このことによって、尊厳をもって家庭や地域の中で障害の有無や年齢にかかわらず、その人らしい安心のある生活が送れるようにご利用一人ひとりのニーズに対応したサービスを提供し、自立支援をサポートしていくものです。

それぞれ専門としている分野と連携を取り合うことで、最終的には、利用者様に最適なケアやサービスを提供できることを考えると大変、素晴らしいことです。

連携の意義を考えれば、提供するサービスが限定的になったり、最適なケアやサービスを提供できいことにもなりかねないとうリスクを軽減できるものです。

日々、多職種連携の大切さを意識して努めていきたいと思います。

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