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50代の転職を実現するためには、どのような知識が必要なのか?
株式会社翔泳社発行の「20代のリアル転職読本」鈴木康弘氏著の書籍をもとに記事を書いています。
50代で転職志望される現実の背景は
「良き大学に行き、大きな会社にいくことが正しい」という価値観を持ってきた50代の世代の方が多いのではないでしょうか。
その結果、「自分のやりたいこと」優先せずに就職活動をしてきた方が多くおられないのが現実なのかも知れません。
就職して初めて本気で自分の人生を考える方が多いのかも知れません。
「20代のリアル転職読本」著の鈴木康弘氏によりますと
これは、日本の教育システムに基づいているといいます。
「日本政府が法人税を確保するため、できる限り、国民を大企業に押し込んだほうが、税金が取りやすいという理論がある。
そのために、各省庁、教育機関、経済団体、大企業が若者たちにそのような価値観を植え付けてきた。
自分自身の考えではなく、社会の既得権益者にとって都合の良い価値観、考え方を植え付けた」と言っています。
50代の転職が現実的に厳しい理由 キャリアをどう考えるべきか
キャリアを「稼ぐ力」と定義できます。(鈴木康弘氏より)
その定義でいうと「キヤリアが強い」=「稼ぐ力が強い」=「仕事の選択肢が多い」と理解できます。
そして、「キャリアの強さ」が雇用を担保することになっていきます。
そして、即戦力として採用される人材になれば失業も転職も怖くなくなります。
50代の転職が現実的に厳しい理由 転職の事実とは
「20代のリアル転職読本」著の鈴木康弘氏より転職の事実として紹介されています。
- 雇用は需要と供給のバランスで成り立っている
- 採用は志向性よりも適正を重視してなされる
- 所属する企業よりも何ができるかで強さは決まる
- 学歴よりも職歴の方が遥かに重視される
- 選考では適正検査が面接よりも重視されることがある
- やりがいの大きい人気のある仕事ほど給与水準が低くなりやすい
- ホワイト企業の中にもブラック部署はたくさんある
- 職種を変える転職は基本的に25歳まで
- 業種を変える転職は基本的に29歳まで
- 業界と職種の両方が未経験の仕事に転職をすることは極めて難しい
- 1回の転職でやりたい仕事につくのは難しいが、計画的な転職を2回すれば可能なケースは多い
この項目は著書の「20代の方」の転職を考えることについて書かれたものですが、
50代の転職を考える場合にも採用側の常識を知っておくことは多いに参考になりそうです。
50代の転職現実と成功するためにはどうすればよいか?
現在の仕事に不満がある場合、1度、転職をする前に不満を分析してみましょう。
もしかしたら、転職をしなくても良いかも知れません。
仕事の満足度を決める4つのファクターとして
「20代のリアル転職読本」著の鈴木康弘氏によりますと
- 収入
- 時間
- やりがい
- 同僚との人間関係
ほとんどの人が2つ以上で満足度は半分以下であれば辞めたい気持ちになるそうです。
ここで、転職を考える場合、「強いキャリア」があれば転職に有利に働くということになります。
この「強いキャリア」の人ほど、実は、この4つのファクターの満足度が高い傾向にあるとも著書にはありました。
50代の転職現実と成功するための戦略 転職サイトはどう選ぶべきか
「20代のリアル転職読本」著の鈴木康弘氏によりますと
「転職サイト=広告である」とのこと。
転職サイトは企業からお金をもらって企業の求人記事を掲載している。
だいたい記事の掲載は2週間単位で、10万円~200万円かかるといわれています。
それだけお金がかかるので、転職サイトに掲載されているのは、原則、大量採用となります。
たとえば、営業職を10人募集するというときなどに活用されます。
転職サイトでは、「こういう会社があるんだなぁ」と最初に企業のことを知るためには、転職サイトは大変便利です。
広告だと理解したうえで興味を持った会社をみつけたら転職サイト以外でも情報を集めて、面接を受けてみることがおすすめです。
転職サイト以外の情報とは、口コミサイトや財務サイトなどです。
エージェントと転職サイトの違い
企業が特殊な技能をもった人をピンポイントで採用したい場合には、転職サイトは利用せず、人材紹介のエージェントを使います。
大手の転職サイトでは、それぞれ特色があり、最大手の「リクナビNEXT」は、かなり採用に本気な会社が載っています。
理由は掲載料が高いからといいます。
逆にマイナビ転職は、掲載料が安いので、大量の求人が掲載されているとのこと。
そしてエン転職はあえて大手企業ではなく、素敵な中小企業が数多く載せている傾向が強いようです。
50代の転職現実と成功するための戦略 異業種の転職はリスクが高い?
50代での転職を考える上では、そもそも、異業種だからということもなく、現状の給与より下がる可能性は高いといえます。
50代であれば、もし転職を決めているとしたら、定年後のことを考えるとスキルを重視することはとても大切です。
ただ、転職を50代で決意した方なら、おそらく、現在のお仕事に相当な不満があるのではないでしょうか。
人生を考えた場合、転職しない人生のリスクも考えてみましょう。
今もらえる給料を追いかけて、将来の人生の後悔が大きくなるかも知れません。
ご自身が一度きりの人生で転職を考えているのであれば、スキルを磨けるお仕事に就いて、定年後もできるお仕事を選択することは有益です。
50代の転職現実と成功するための戦略 「未経験者OK」の背景は?
「未経験者OK」を掲げている場合、4つのパターンに分けられている。
- 求人広告掲載を請け負った人材会社の都合
(本当は未経験者には務まらないだろうと思っていてもOKとするケース) - 不人気企業の求人
- 優良な求人だが、実は間口が狭くない難易度が高いケース
(経験は問わないけど考える力、やりきるガッツ、学歴や、英語力など、経験以外のポテンシャルの部分がほかの求人以上に見られるケース、または、業績が急に伸びてとにかく人手が足りないケースなど) - 未経験者のほうが経験者よりも高い成果を出せそうだから、あえて未経験者を優先的に採用するケース
(経営陣が新規事業への進出などの理由で他業種の社員を採用しようとしているなど)
50代の転職現実と成功するための戦略 未経験でも挑戦できる職種
50代で転職することは、今の生活環境を大きく良くも悪くも変えてしまうことになります。
私自身、介護施設への転職を決めたときも同じでした。
そして、未経験での仕事を探す年齢としては、50代はきっと遅いのかも知れません。
ですが50代でも挑戦できるお仕事として「介護」のお仕事をおすすめしたいと思います。
最初から介護施設へ転職を願っていた訳ではありませんでした。
ただ、結果論ですが、50代で介護のお仕事に就くことは私には向いていたのかも知れません。
介護の仕事は、必要とされている仕事で、機械に代わることが難しい仕事です。
そして、いつかは、自分自身の問題として向き合う世界です。
仕事を通じて学ぶことすべてが、無駄なことには、ならない事ばかりです。
そして、今さらですが、以前の仕事では、営業の仕事に携わっていましたが、この介護の世界で学ぶ、人を観察するスキルを身に付けていれば、もっとお客様のことを理解できて、仕事の面白さを感じれたのかも知れないと思います。
まとめ
50歳の転職の現実えお成功するための戦略として、転職エージェントと転職サイトの違い、また、転職サイトの事情も株式会社翔泳社発行の「20代のリアル転職読本」鈴木康弘氏著の書籍をもとに知ることができました。
もし、現在のお仕事に何らかの不満があり、転職をご検討されている方のご参考になれば幸いです。
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