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私たちは、何か新しいことを始めてみたい!
最初のスタート時には
とても気持ちが強いときは勢いに乗せて頑張れるのですが、
そのモチベーションを継続することがいかに難しいことか、
多くの方は何度も、経験したことがあるかと思います。
この記事では、介護現場で使う個別援助計画書(介護計画)の作成において、
目標の実現をいかに行っているのかを参考にしてみることで、
やりたいことの実現に応用できるのではとの思いから、介護計画の作成の注意点を踏まえ、
ご紹介させていただければと思います。

やりたいことを実現するための計画作りがすべて。
- やりたいことの動機の明確化
- やりたいことの動機のアセスメントという視点
- そして計画作り
- 計画を実行
- 計画のモニタリング
- 計画の評価、見直し
これらは、ビジネスの営業でも普通に行われていることです。
そして、介護のお仕事でも常に行われています。

(個別援助計画書)介護計画とは
介護の現場でも、利用者さんの自立目標について介護計画の立案はとても重要なことです。
その介護計画の立案は、私たちの日常でも、やりたいことを実現させるために、活かせる目線で紹介させていただければと思います。
介護計画とは、利用者の生活が自立したものになるように計画書を作成して、その目標に向けて介護サービスを提供して実現していこうというものです。
このことは、介護過程といい、利用者の現在抱えている、目に見えない部分を含めた解決すべき課題を明確にすることから始まります。
その解決すべき課題をクリアにするための目標を立て、法令や確立された介護技術・介護理論、人体構造やコミュニケーション技術など、あらゆる根拠の基づいた介護(個別ケア)を実践することを目的とします。

やりたいことが実現できないときにも応用できる介護計画の手法とは
介護職は、利用者の生活全体を捉え、適切なサービス提供にあたるために、介護計画を作成する必要があります。
介護職が行う支援は、決して感情的な支援や場当たり的な支援であってはなりません。
例えば、介助サービスはなぜ提供しなければならないのか、
そのサービスは利用者の生活をどのように変えていくのか、
さらに、QOLは向上するのか、などの根拠(エビデンス)を明確にしたうえで臨まなければなりません。
その根拠を明らかにするツールが個別援助計画書(介護計画)です。

個別援助計画書(介護計画)は、利用者に関する情報を分析(アセスメント)して引き出された、真のニーズに基づいてサービスの内容を言語化したものです。
このとき、アセスメントが不十分であるとサービスに過不足が生じ、自立支援につながりません。
自立支援のためには、利用者のもっている能力が十分に活かされる計画内容や支援方法でなければなりません。
利用者のできることを引き出し、本人にかかわってもらうことは、他者への依存ではなく、
自分らしい生活を利用者自らがつくっていくことになります。
このように、利用者主体の生活を適切にサポートすることが介護職の役割です。
この流れを、私たちのやりたいことを実現するためには、途中で挫折しないために、介護計画で考える手法を応用できると思うのです。
やはり、ここで大切なことは、
自分自身、やりたいと思った動機について、細かくアセスメントをすることが、大切になります。
たとえば、私自身の今年のチャレンジをしてみたいこととして、「英語の学び直し」があります。
そうしたら、そのチャレンジをしてみたいと思ったことについて、動機のアセスメントが必要になります。

①その動機についての情報収集を行います。
なぜ、英語学び直しなのか。
英語を学び直す自分にとってのメリットとは何か。
今までの英語学習経験では、どのような学びを経験したか。それは、学生時代など、
英語の勉強について、どのような気持ちで取り組んできたのか。
楽しかったか、何か英語学習の魅力を感じたことがあったか。
②その動機についてアセスメントをする
もし今、英語を学ぶ上でどのようなことが壁(不都合や困難など)になっているのか。
このような壁に対してどのような対策を講じることで、英語の学び直しが可能になるのか。
ひとつひとつの壁に対する対策も必要ですが、自分自身の英語を学ぶ上で、生活全般に関わる視点に立ったアセスメントこそが、重要になります。
1日を通じて、英語学習に触れる時間を作れるか。
通勤時間や、お昼休みの時間、就寝までの時間など、実際にできる時間を確認してみると、隙間時間でも毎日、少しずつ学ぶことの実感があれば、スタートとしては良いのかと思います。
③その動機を実現するための計画を立てます。
どのようにできれば、モチベーションを維持できるような勉強スタイルがあるかを、毎日できる具体的な時間で計画を立ててみることが理想です。
たとえば、
日頃から、気になる記事や自分の書いた文章を英訳してみる。
英語の教材を買う。
ラジオの英会話番組を聞いてみる。
④計画を実施します。
立てた計画を実際に行ってみます。
⑤その計画のモニタリングをする。
何となくでも続けていけるものは何か、
英語の興味は本物か、
この時点で、英語を学び直すことは難しいと感じるか。
⑥計画の評価、見直し、終結
もし自分に合った英語の学び直しが見つかれば、そのまま継続してみる。
もし、英語は自分には無理だと評価が終われば、また、別の自分の心に従って好きなことを探してみる。
このような流れを踏まえることで、新たにやりたいこと、チャレンジをしてみたいことが実現しやすくなります。
介護の現場で行う介護計画の立案と実行について

1⃣分析結果と援助項目
利用者が望む、「その人らしい」生活の実現に向け、どのような支援が必要なのかを情報収集し。アセスメントの結果に基づき検討していくものです。
実際には、得られた情報と利用者や家族の思いを踏まえ、
何が必要なのかを検討していますので、
単に介護職の思いつきや利用者の要望のみを捉えたものではありません。
2⃣どのようなサービスが必要なのか
提供するサービスは、全体的な支援方針や長期目標、短期目標を踏まえ、支援内容を決定します。
・長期目標では、全体的な支援方針を履行するために、ある一定期間で達成できる目標を掲げます。
実現可能で利用者のニーズが解決されるような記載になります。期間は6~12か月程度で達成できるような具体性のあるものを記述します。
・短期目標
短期目標は全体的な支援方針、長期目標を受けて設定される目標です。
この短期目標は長期目標を達成するためのステップですので、段階的に達成できる目標とする必要があります。
利用者の意欲を引き出し、実施することで目標に到達でき、満足感や達成感を得てもらう支援とするため、短期間で取り組めるものとします。
短期目標の設定期間は、目標が適切であったか、達成できたのかどうか利用者とともに振り返り、修正がしやすいよう、1~3か月程度とします。
利用者の望ましい状態像に近づくための支援は必要ですが、介護職ができる内容や方法にも限りがあります。
具体的に支援できるサービスについて把握しておくことが重要です。
3⃣利用者のニーズに沿ったサービス計画
検討したサービスは利用者のニーズに沿ったものであることが前提で、本人や家族の同意を得ながら計画します。
最終的なサービスに計画について説明し同意を得ます。
それは介護計画を立案するために情報収集やアセスメントを行っている間に利用者の体調や身体機能に変化が生じ、再度、見直すことも必要となる場合があるからです。
・サービスを検討する際のポイント
①利用者の主体性がある計画になっているかどうか
②利用者本人の同意に基づいた内容になっているか
③利用者のもっている能力を活かした内容になっているか
④利用者の望む生活像に近づいているのか
⑤内容は具体的なものであるのか
⑥支援する内容に介護職、多職種の共通認識が得られているか
まとめ

この記事では自分自身のやりたいこと、チャレンジをしてみたいことに向けて、
いかに挫折をせずに、やりたいことを実現できるのか、実現方法は、介護計画の立案より参考にできると感じています。
おそらく、営業の世界でも、介護の世界でも、目標に向けての取り組みや考え方は同じなのかも知れません。
ただ、このように聞くと当たり前のことのように思いますが、
これを仕事を通じて、学ぶことができるのが、介護のお仕事の魅力だと思うのです。
このように学びが実生活でも活かせるお仕事として、
介護のお仕事に興味を持っていただける方がおられましたら嬉しく思います。

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