このたびの総裁選は石破氏に期待されるのは、安部路線の転換と言われています。
これからの石破氏の期待が表れているのでしょうか。
共同通信社が石破内閣発足を受け1、2両日に実施した全国緊急電話世論調査で、内閣支持率は50.7%となった。
調査手法が異なるため単純比較はできないが、
最近の内閣発足時の支持率は、21年10月の岸田内閣が55.7%、20年9月の菅内閣が66.4%、12年12月の第2次安倍内閣が62.0%。
10月3日の朝日新聞社の全国世論調査(電話)では、
内閣支持率は46%となっています。
朝日新聞2024年10月3日朝刊より
石破内閣支持率が46%の要素は・・・
石破氏が首相になったことで、自民党に対する変化は良くもならない印象は64%とでています。
これは、自民党総裁選後の自民党が変われることが期待できない現れのようです。
また、経済政策についても期待できないという意見が多いようです。
このことは、石破氏が自民党総裁選で選ばれた後、石破ショックの株価下落も影響していると考えられています。
経済政策
大きな目玉は、最低賃金1500円に引き上げること。
しかし、この目標金額に、どういう経済成長率やインフレ率を前提にしているのかが不透明であるとの意見もでています。
また、石破氏のコメについては増産、輸出を強化することを力説さあれています。
しかし、現実には、輸出に需要を増やせる計算ははっきりしていないといいます。
そして、少子化対策にも強調。
今年7月には、政府は、「若者の出会いや結婚・出産ついて、若年層が参する検討会を設立しています。
少子化対策についての取り組みが課題である。
アジア版NATOに関しても時間をかけて中長期的な検討が必要な状況となっています。
ヤフコメから石破氏の評価も様々。
各社世論調査で総裁選候補者人気1位だった石破さんだが、ご祝儀相場を加味しても厳しい船出を物語る数字だと思う。
自民党総裁就任当初から前言を翻したり、言葉と実際の動きが一致しないことが見られている。
石破さんは守勢に立たされている。自民党内も一枚岩とは程遠い状況だ。 総選挙を前に懐疑的な空気感が既に漂い始めている。
ブレてるという意見が多く見受けられますが、ブレてるかな。
早すぎる解散に驚きや動揺は有りましたが、
「国民に真を問う。それが、国民への大義である」と発言しているし、
本当に今のままでいいのかを問うための解散&選挙なわけで、
寧ろ石破さんは国民全部を巻き込んで政治を行いたいと考えているというか、
決意と大勝負の姿勢を持って挑んでいるように感じられるし
ある意味、誠実だと思う。
上手く言葉に出来ないし、特段期待も無いが、ワクワクはしている。
それよりもシレっと逃げた前首相の方が、やはりとんでもない人だったなという印象の方が強いし、
何はともあれ、まだ就任して数日ですから・・・。
本当に実力を発揮するのは、まだ先ではないでしょうか。
まとめ
このたびの石破氏の選挙の勝利は「安部路線」の転換を期待される現れともとれる意見を多くみます。
「国民目線の政治」を掲げる石破氏。
3年間の岸田政権の幕が下りたわけですが、阿倍政権時よりも多いバラマキが行われたことが指摘されています。
朝日新聞は、恒常的に使われる予算(国債費を除いた政策経費)が前年度に比べてどれだけ増えたかを検証されています。
その分析結果によると岸田政権は2023年~24年度に計6.2兆円、当初予算の政策費を増やしていたといいます。
そして、岸田政権が打ち出した防衛と少子化対策の強化財源で将来の増税や社会保険料の引き上げで確保したのは増やした予算の3割のみ。
後任の石破氏は岸田路線を継承していくことを掲げています。
岸田政権が先送りした増税や社会保険料の引き上げなど課題は山積みです。
政権基盤が脆弱と指摘と評価もありますが、世論の期待を裏切らないためにも実行力で、
今後を期待したいと思います。
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