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50代からの資格取得は介護のお仕事に関わるもので、
仕事で活かせる比較的取得しやすい介護の資格があります。
介護職の資格の中でも国家資格である「介護福祉士」につきましても、合格率は比較的国家資格の中では高いと言われています。
そして、介護の仕事に関わる資格は、生活に密着した資格でもあり、
介護のお仕事を離れたとしても、実生活の中で介護のお仕事の経験が活かせます。
介護のお仕事に関わる介護職の代表的な資格
取得する順序と資格の種類
- ①介護職員初任者研修(基礎的な資格・受験資格なし)
- ②介護福祉士実務者研修(初任者研修の上級編・受験資格なし)
- ③介護福祉士(国家資格)
- ④認定介護福祉士
※2024年4月からは、さらに、全く上記の介護の資格がない方には「認知症介護基礎研修」が義務付けられました。
認知症介護基礎研修について
この2024年4月から
まったくの介護のお仕事が無資格、未経験者であれば、「認知症介護基礎研修」を受講しなければならなくなりました。
※注意としては、民間の資格であるもの・・・
認知症ケア指導管理士、認知症サポーターの資格につきましては、
すでに、取得されていましても認知症介護基礎研修を受講する必要があります。
4 事業内容
(1)認知症介護基礎研修
① 研修対象者
介護保険施設・事業者等が当該事業を行う事業所(以下「介護保険施設・事業所
等」という。)において、介護に直接携わる職員のうち医療・福祉関係の資格を有
さない者等とする。② 実施内容
研修対象者に対して、認知症介護に関する基礎的な知識及び技術を修得するため
の研修を実施する。④ 実施上の留意事項
ア 研修は、原則としてeラーニングにより行うものとする。
なお、実施主体は、対応の準備等の観点からeラーニングによる実施が困難であ
る間は、集合型の講義・演習又は同時双方向の意思疎通等ができる方法における
オンラインによる講義・演習とすることができるものとするが、その場合には、
認知症介護指導者養成研修修了者の協力の下に研修カリキュラムを策定し、事業
に必要な講師を確保するとともに、研修参加者の受け入れ準備等実施について必
要な事項を定め円滑な運営を図るものとする。
この「認知症介護基礎研修」の狙い(背景)について
1 認知症介護基礎研修
本研修については、局長通知の別紙「認知症介護実践者等養成事業実施要綱」(以下
「要綱」という。)4(1)で定められているところであるが、本研修の実施にあたっ
ては、研修の受講義務付けに伴い、受講しやすい仕組みにより行うこととする。ア 本研修は、認知症介護に携わる者が、認知症の人や家族の視点を重視しながら、本
人主体の介護を遂行する上で基礎的な知識・技術とそれを実践する際の考え方を身に
つけ、チームアプローチに参画する一員として基礎的なサービス提供を行うことがで
きるようにすることをねらいとする。イ 研修対象者については、要綱4(1)①に定める者とする。
ウ 研修は、原則としてeラーニング形式により行うものとする。
エ 標準的な研修カリキュラムは、別紙1(1)のとおりとする。なお、実施にあたって
は、認知症介護研究・研修センターが作成した「認知症介護基礎研修シラバス」を参考と
されたい。
オ 別紙1(1)のカリキュラムの適用にあたっては、研修の受講の義務化や認知症施策推
進大綱(令和元年6月18日認知症施策推進関係閣僚会議とりまとめ)の趣旨を踏まえ、
迅速に適用されることが望ましい。
カ 要綱4(1)③アの修了証書の様式は、別紙2(1)のとおりとする。
キ 受講者の受講環境や負担や実施主体の対応の準備等の観点から、上記ウによる実施
が困難である間は、集合型の講義・演習又は同時双方向の意思疎通等できる方法にお
けるオンラインによる講義・演習とすることができるものとする。
この「認知症介護基礎研修」の受講概要につきましては、お住まいの各自治体や、もし福祉施設などで働くことに決まっている方はお勤め先で確認していただけます。
こういった背景には、現在は大変な高齢化になり認知症の方に接する機会も多くなっています。
そんな介護の現場でスキルを磨ける資格です。
認知症と共に暮らせる社会をつくる|地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所東京都健康長寿医療センターは高齢者の健康の維持・増進と活力の向上を目指す研究を推進しております。認知症と共に生きる高齢者の人口
認知症の有病率は年齢とともに急峻に高まることが知られています。現在、65歳以上の約16%が認知症であると推計されていますが、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症であることが明らかにされています(表1)。わが国は世界一の長寿国であり、認知症と共に生きる高齢者の人口は今後も増加し、2025年には高齢者の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になるものと予測されています(表2)。
表1. わが国の性別・年齢階級別認知症有病率
介護のお仕事 介護職員初任者研修について
もし、お勤め先(介護施設など)で介護職員初任者研修の受講が可能であれば、
介護職員初任者研修を受講することも選択肢になります。
この介護職員初任者研修を受講すれば、認知症介護基礎研修を受講は免除されます。
ただ受講時間や、受講費用は違います。
お勤め先でご相談することをお勧めします。
もし、介護のお仕事で頑張りたいという気持ちで長く働きたい場合、介護職員初任者研修をお勧めします。
それは、私自身は、介護職員初任者研修をたまたま、以前の会社で取得する必要がありましたので、取得してたおかげで、現在は、介護福祉士実務者研修を受講していますが、一部の実務者研修科目が免除されます。
認知症介護基礎研修と介護職員初任者研修の違いは
介護のお仕事をする中で無資格の方が必須になった認知症介護基礎研修と、
介護の基礎といわれる介護職員初任者研修の違いについて簡単にご紹介します。
認知症介護基礎研修
認知症介護基礎研修は、認知症の方の理解や認知症の方の介護を学ぶことを目的にされています。
介護職員初任者研修
介護の全体を学ぶ入門的な学びの研修となります。
生活援助や身体介護といった具合にトータルで学ぶ研修になります。
生活援助には、掃除や、食事の用意など。
身体介護は、食事や入浴、排せつなどにも支援するお仕事です。
介護のお仕事に関わる 介護福祉士実務者研修について
現在、わたしが、受講しているは「介護福祉士実務者研修」です。
こちらも、特別、受講資格はなく、未経験者でも、だれでも受講可能です。
自宅学習19科目とスクーリング2科目があります。
介護職員初任者研修を受講済の方は免除される科目があります。
この資格も特に不合格になうケースはほぼないのですが、
・スクーリングを欠席し、振替受講をしない
・自宅学習の課題をしない
・途中で受講を辞退する
上記のような、ことがない限り、ほぼ、不合格にはならないようです。
ただ、この介護福祉士実務者研修を修了しないと国家資格である「介護福祉士」の受験ができないことになっています。
ですので、できるだけ、介護のお仕事に就くことになれば、介護福祉士実務者研修を修了しておきたいです。
また、それと併せて実務経験が3年以上が必要です。
もし、長く介護のお仕事に携わるお気持ちでしたら、せっかく3年を超えてしまうぐらいでしたら、介護福祉士実務者研修を修了しておきましょう。
介護のお仕事に関わる 介護福祉士
介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格です。
介護福祉士は、同法第2条第2項において『介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。』と位置づけられています。
介護福祉士資格は、介護を必要とする方がたのさまざまな生活行為・生活動作を支援し、支える知識と技術を有する介護の専門資格として認知されています。
介護福祉士は、おもにホームヘルパー(訪問介護員)や、特別養護老人ホーム、身体障害者施設等の社会福祉施設の介護職員として介護業務にあたっています。
また、介護業務のほか、在宅介護の場合は介護方法や生活動作に関する説明、介護に関するさまざまな相談にも対応しています。
ホームヘルパーや施設の介護職員に対し、介護利用者の自立支援を目標においた介護の実践、また、医師や看護師との連携が求められる現在、介護の専門知識・技術をもつ介護福祉士資格の重要性はますます高まっており、施設職員等の資格取得率も向上しています。
引用元:介護福祉士|全国社会福祉協議会↗
介護のお仕事に関わる 認定介護福祉士
認定介護福祉士になるためには、必要な知識や技術などを獲得するため、認定介護福祉士養成研修を受講し、全科目(22科目)を修了(単位取得)する必要があります。 認定介護福祉士養成研修修了後に、認定介護福祉士認証・認定機構に認定申請の手続きをすることで認定介護福祉士として認定されます
認定介護福祉士になるには | 認定介護福祉士 認証・認定機構↗
認定介護福祉士は利用者さんへの介護業務に加えて、介護スタッフの指導や介護チームの取りまとめ、施設や事業所のマネジメントなど、より幅広い仕事に携わります。2022/12/25
50代からの介護のお仕事に関わる資格 おすすめ! まとめ
50代からの資格取得なら介護のお仕事に関する資格がおすすめでご案内させていただきました。
介護のお仕事では、人手不足でもあり、介護のお仕事に就けるチャンスは多いと思います。
そして、何より、喜ばれ、感謝されるお仕事になります。
50代に入ると、だんだん、仕事をすることに人生の楽しみを感じることができる年代にもなります。
ぜひ、求められるお仕事にチャレンジして、資格も取得すると収入も上がることにもなりますので、おすすめです!
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