50代でもすぐに見つけられる仕事とは?転職活動で経験したこと!

介護転職オススメ

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長年勤めた会社を退職し、それまでの経験を捨てて、すぐに就ける仕事を探してみた結果を私自身の転職活動経験から書いたものです。

50代で、すぐに就ける仕事を、見つけられるか?

50歳を過ぎていても、とりあえず、求人サイトに登録をすることで、いくつかの応募可能な求人は見つかりました。

しかし、面接の段階で、これまでの経歴や実績、転職動機で採用されないことが多いと感じました。

実際に私が応募した求人企業は次の通りです。

  • 介護用品の販売営業会社
  • 介護施設の介護職員
  • 不動産会社の営業所
  • たたみ・ふすまの販売、営業会社

※受けなかったが、考えた会社

総合商社(学校の給食関係)の営業職

行政書士の事務所(実務を学びながら行政書士の資格を取るため)

受験結果

介護施設の介護職員のみ採用の連絡をいただきました。

介護用品の販売営業会社は、以前の勤めていた会社のライバル会社で、最終の面接で、他に面接を受ける可能性もあることを伝えると落とされました。

心のどこかで、前と同じ仕事内容なら安心感はありましたが、せっかく退職したので、違う仕事を望んでいたことに気がつきました。

50代でも転職可能な職種(ネット)より

退職動機と志望動機

自身の転職の動機

25年以上になりますが、勤めた会社を辞めるキッカケは知人からのよく言えば、ヘッドハンティングのようなものでした。

ですが、下調べや転職条件も曖昧なまま、合わない会社を辞めたいとの想いが、一気に退職への気持ちに押された感じでした。

結果は、まったく、私を引っ張ってきれた社長とは合わず、退職を選んでしまいました。

退職を考える時の世間のデーター・・・

50代の“ホンネの転職理由”ランキング!

※調査対象:2019年8月にカウンセリングした 50代の求職者100名

50代の転職理由1位は「人間関係」となりました。
2位は「経験を幅広く活かしたい」といったポジティブな理由、3位は業績悪化などによる「会社に対する不安」でした。では、詳細をみていきましょう。

1位「人間関係」 親会社から天下ってきた上司が…

50代の転職理由の1位は「人間関係」という結果でした。
「人間関係」は、どの世代でも多い転職理由ですが、50代でも例外ではないようです。
50代でも上司などによるパワハラを受けている方も多く、親会社から天下ってきた上司や70歳のお局さんとの関係に悩まされるといった話もありました。

・親会社から天下ってきた上司が自分勝手で聞く耳をもたない
・70歳のお局さんが嫌だった…人間関係に悩み、環境を心機一転したい
・経営企画部の上司から「更年期障害じゃないの?」と言われた
・「管理部門はお金を生み出す部署じゃないので自分の役割を考えていかないと利用価値はない」と言われた
・好き勝手する出向者と仕事をできるだけしたくない若者社員ばかりで、モチベーションダウン
・同族企業で理不尽なことが多く仕事をさせてもらえない

2位「経験を幅広く活かしたい」 もう一花咲かせたい!

50代の転職理由の2位は「経験を幅広く活かしたい」といったポジティブな理由でした。
60代になると、勤めている会社で年収が落ちることも多くなってきます。
「それならば、これまでの経験を活かして社会貢献したい」と考える方も多く、60代以降のキャリアを見据え、多少年収が落ちてもやりがいのある仕事に就くために転職を考えているのが50代の特徴です。
また、「キャリアを戻したい(8位)」も同様に、異動などによって自身の経験が活かせないポジションに歯がゆさを感じ、より経験を活かせるポジションを求めて転職を考えているといえます。
60歳を超えてもバリバリ働き、「もう一花咲かせたい!」といった方々が顕著になってきているといえるでしょう。

・次のステージでもう一花咲かせたい!
・これまでの経験をベンチャー企業(IPO企業)で活かしたい
・監査役室の業務が形骸化しており、業務量も少なくやりがいを感じられない。今までの経験をより活かせる環境で社会に貢献できるような働き方をしたい
・年収が下がるなら別の会社でもう一度頑張りたい
・60歳以降も、やりがいを持って仕事を続けていきたい

3位「会社に対する不安」 海外事業の失敗が響き業績が低迷…

50代の転職理由の3位は、「会社に対する不安」です。
その最も多い原因は、業績の不振による先行き不安でした。
これは裏を返せば、60代のキャリアを見据え、より長く働こうと考えている結果といえるでしょう。

・4期連続赤字で将来不安
・業績が上がり利益も出ていると聞いていたが、本当は赤字だった(粉飾決算)
・海外事業の失敗が響き業績が低迷
・親会社が変わり、組織編制なども大がかりに。人事部門も廃止するかもしれないと言われており、今後大規模な人員削減もありえる。

その他の転職理由

上記トップ3の他にも、「業務内容を変えたい、スキルアップ」が4位につけており、まだまだキャリアを上げようとする野心的な50代の方々が増えている印象です。

7位の「通勤」を理由としてあげている方の多くは、「親の介護」が要因でした。
50代になると「親の介護」に時間を割くため、通勤時間の短縮やUターン転職を希望する方もでてきています。

9位の「給与アップ」を転職理由としてあげている方の中には、「子供(2歳)の養育費を考えて」といった方もいました。
割合は少ないですが、昨今の晩婚化を背景に、家族のために給与アップを望んで転職を希望する方も少なからずいるようです。

50代の“ホンネの転職理由”ランキング!「年収」よりも大切な条件とは!? | 管理部門(バックオフィス)と士業の求人・転職ならMS-Japan↗

引用元:https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/11700.html

実際に面接を受けて感じたこと

私自身、外回りの営業職を25年以上続けてきましたが、勤め先の会社を飛び出して、通用できる資格やキャリアは何もありませんでした。

持っていた資格は介護用品の販売をしていましたので、次のものがありました。

  • ホームヘルパー2級(介護初任者研修)
  • 普通自動者免許
  • 住環境コーディネーター2級
  • 個人情報保護士
  • 福祉用具専門相談員

しかし、実際、転職活動をしてみると、結局同じような仕事を探すことになります。

もしくは、少し興味があったりするような仕事を探してしまいます。

ですが、私自身についてですが、まったく、即戦力にならない50代ということは、受ける会社の採用担当者は見抜けます。

辞めた動機、転職を希望した動機を聞かれて、採用はされることはありませんでした。

データーでみる転職の成功率と転職先

厚生労働省の「令和3年雇用動向調査結果」によると、50代の転職成功率は、50~54歳の男性で5.1%、女性で10.0%、55~59歳では男性で6.0%、女性で7.8%と、他の年代と比べてやや低い傾向にあります。

50代の転職は厳しいの?年収は上がる?転職事情や成功のコツを解説 | マイベスト↗

厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、年齢階級別の「転職入職率(在籍する労働者数に対する転職者の割合)」は「50~54歳」の男性は5.1%、女性は9.6%、「55~59歳」の男性は5.7%、女性は7.3%となっています。

性、年齢階級別転職入職率

出典:令和4年雇用動向調査結果の概況 p.13|厚生労働省

 年齢が上がるにつれて転職入職率は下がる傾向にあり、50代の転職入職率は全年齢に比べてやや低い結果となりました。50代の転職者が増える一方で、「現実的に年収・役職の希望との折り合いをつけることが難しいのではないか」という厳しい側面も感じ取れます。

 なお、50代の男女別転職入職率では、女性が男性を上回っていますが、これは上記調査が一般労働者とパートタイム労働者を含んだ数値になっていることが理由の一つと考えられます。パート労働者の7割が女性となっており、パートタイム労働者のほうが転職へのハードルが低いことから、女性の転職入職率が高いのだと推測されます。

(3)50代の転職における男女の違い

 50代の転職においては男女ともに即戦力としての採用が前提となるため、応募企業の業界・応募する職種における経験とスキルが豊富で実績があることが重視されます。しかし、厳密には男性と女性では、アピールポイントや転職に求めるものに違いがあります。

 まずは、勤務形態について見ていきましょう。男女共同参画白書によると、45~54歳の非正規雇用割合は男性8.6%に対して、女性54.9%であり、女性の場合は非正規雇用労働者の割合が多い傾向にあります。求人も、必然的に女性は非正規雇用やパートタイムが多いといえます。

出典:新たな生活様式・働き方を全ての人の活躍につなげるために 特集 ~職業観・家庭観が大きく変化する中、「令和モデル」の実現に向けて~p.9|男女共同参画白書

 また、一般的に、男性は職場でのマネジメント経験やリーダーシップスキルを強調することが多く、過去の実績や業界での知名度が評価されて新しい職場でのポジションを獲得しやすい傾向があります。

  一方、女性は家事や介護など、家庭との両立のため働きやすい環境を求める場合があり、協調性や柔軟性、適応力をアピールして転職活動に臨まれる人が多い傾向が見られます。

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現在の勤め先に決めた動機

現在は介護施設(サービス付き高齢者向け住宅)で介護職員として働いています。

正直なところ、職場を選べる余裕はありませんでした。

ただ、求人サイトに申し込んでいた所から応募をみた会社(福祉施設長)から電話があり面接にくる気持ちはないかと聞かれたのです。

そして、私の履歴書と経歴書を見て、おそらくあまり評価は高くなかったはずでしたが、介護業界で販売の仕事をしていたこともあり、親しみを持ってもらえたのかも知れません。

私自身、もう、早くし就職したい気持ちもあり、未経験ですが、その上で採用をいただくことになりました。

私と同じ時期に採用となったほぼ、同い年の人は元、長距離ドライバーの方でしたが、採用され、一緒に頑張っていした。

その方は、実家の事情(介護)で地元(他県)に行ってしまいましたが、結局は、福祉のお仕事の採用にあたり、以前の仕事内容は関係ない業界です。

転職を考える気持ちの持ち方、考えかた

転職活動を経験することを通じて、実感したことは、まずは、自暴自棄にもなりますが、転職することになったことは、きっかけは何にせよ、前向きな気持ちで転職活動をすることを決めることが大切だということです。

本当に、ずっと長年勤めていた会社にいたいと思っていたとしたら、やはり、辞める決心までは、できないと思うのです。

だいたい、50代になると、有能な人であれば、社内に居場所があると思います。

そのような人は、そのまま、定年まで、転職をしないで、頑張ってみることをお伝えしたいと思います。

鈴木康弘氏の著書「20代のリアル転職読本」では

  • 同期の中で実力が上の方である
  • 自分と似たタイプの人が出世している
  • 50歳のとき居場所がある
  • 他部門で活躍できそう
  • 経営幹部からかわいがられている
  • 自分より有能な年下社員に慕われている
  • 将来有望な事業領域で活躍できそう
  • 幹部ポストが親会社からの出向者で占められていない

すでに20代で上記の「可能性がないと感じたら、早めに見切りをつけるべし」と書かれています。

おそらく、お勤めの会社で、ご自身の環境がいずれかを満たしているようでしたら、できるだけ、定年まで勤めることがベストかと思います。。

採用者が求める人材

面接を受ける中で、感じたことは、やはり50代で転職者として採用するとなると、職務経歴から求めている人材であるか、どうかが見られることは間違いありません。

しかし、それは、参考資料のひとつでしかなく、やはり、その人お採用された場合の仕事への意欲、そしてその会社の在籍社員との協調性がありそうかも見ているように感じました。

本当に採用してほしいという気持ちで面接に挑むことで、熱意も伝わることと思います。

中途採用など転職者については、いくら上手に志望動機を伝えたとしても、やはり本心からの言葉かは、相手は、面接のプロですので、できる限り、直接関係するスキルが無くても、今まで意欲的に仕事をしてきた姿勢は伝わりますので、職務経歴はアピールしてほしいと思います。

まとめ

50代での転職は望む職種によっては、苦労はすることを覚悟が必要です。

ですが、本当に転職をして、幸せになりたい気持ちが本物なら、チャレンジすることは素晴らしいと思います。

私自身は、人手不足の介護お仕事への転職でしたので、すぐに決まりやすい仕事だと思います。

ですが、実際に勤めることになり、今まで未経験だった分、先入観なく、素直に若いベテラン介護士から丁寧に学べることに楽しさを感じています。

これから、転職を検討される方には、今のお勤め先があるだけでも幸せな環境には違いありませんが、どうしても、転職にチャレンジをしたい場合は、前向きにすぐには決まらなくても、納得いくまで、頑張ってほしいと思います。

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