(この記事は2025年5月28日に更新されています)
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高齢者向け住宅で働いています。
実際にご利用者様の生活に合わせて、ローテーション勤務(シフト勤務)になります。

「高齢者向け住宅で働く介護職ってどんな毎日なんだろう?」「お給料はどれくらいもらえるの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
超高齢社会の今、高齢者向け住宅の需要は高まるばかり。そこで働く介護職は、利用者さんの生活を支える大切な存在です。しかし、具体的な仕事内容や給与については、なかなかイメージしにくいかもしれません。
このブログでは、高齢者向け住宅で働く介護職のリアルな1日を時間軸で追いつつ、気になる給与事情についても詳しく解説します。未経験の方でも安心して働ける環境や、やりがいについてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、介護職の魅力に触れてみてください!
はじめに
1. 1日の仕事内容
高齢者向け住宅(有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など)での介護職の仕事内容は、施設の形態や入居者の要介護度によって異なりますが、一般的には以下のような業務が含まれます。
- 起床・就寝介助: 入居者の起床・就寝時の着替えや身支度の手伝い、ベッドからの移動の介助など。
- 食事介助: 食事の配膳、食事中の見守り、必要に応じて食事の介助(誤嚥防止の配慮など)。
- 入浴介助: 入浴の準備、入浴時の介助(体を洗う手伝い、見守りなど)。
- 排泄介助: トイレへの誘導、おむつ交換、排泄後の清拭など。
- 口腔ケア: 食事後の歯磨きや義歯の手入れなど。
- 状況把握サービス: 1日1回以上の入居者の安否確認や体調確認。居室訪問や共用スペースでの声かけなど。
- 生活相談サービス: 入居者からの生活上の困りごとや悩みの相談を受け、適切な機関や窓口への連携。
- レクリエーションの企画・実施: 体操やクイズ、散歩、買い物など、入居者の生活の質を高めるための活動。
- 生活援助: 買い物や掃除、洗濯の代行など。
- 記録業務: 介護内容や入居者の状態を記録し、情報共有を行う。
1日のスケジュールの例(日勤の場合)
- 7:00頃: 起床・身支度・整容(モーニングケア)
- 8:00頃: 朝食・服薬・口腔ケア
- 9:00頃: 体操、入浴介助など
- 11:00頃: 自由時間、見守り
- 12:00頃: 昼食・服薬・口腔ケア
- 13:00頃: レクリエーション
- 15:00頃: おやつ
- 16:00頃: 申し送り・夕食準備
- 17:30頃: 夕食
- 18:00頃: 退勤
※夜勤がある施設では、夜間の巡回、緊急時の対応、事務作業などが加わります。夜勤は2交代制(例:16時~翌10時)や3交代制(例:0時~9時)など、施設によって勤務時間が異なります。
2. 給与について
介護職の給与は、施設の形態、勤務地、経験、資格、夜勤の有無などによって大きく異なります。
- 平均月収:
- 厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、常勤で働く介護職員全体の平均給与額(月収)は、2022年9月時点で約31.7万円です。
- 高齢者向け住宅の一種である「特定施設入居者生活介護事業所(有料老人ホーム)」の平均給与は、約31.3万円となっています。
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の求人では、月々15~20万円が目安となることもありますが、介護業務を兼務する場合は資格手当などが加算されることもあります。
- 平均年収:
- 介護職員全体の平均年収は約371万円(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」より)。
- 特定施設入居者生活介護事業所(有料老人ホーム)の介護福祉士の平均年収は約397万円とされています。
給与アップの方法
- 資格取得: 「介護職員初任者研修」から「実務者研修」、「介護福祉士」といった順で資格を取得していくことで、資格手当が支給されたり、昇給につながったりすることが多いです。特に「介護福祉士」は国家資格であり、取得することで給与水準が上がります。
- 夜勤に入る: 夜勤手当や深夜割増賃金が加算されるため、夜勤に入る回数を増やすことで給与を上げることができます。
- 長く勤務する: 多くの施設で勤続年数による基本給の昇給制度が設けられています。
- 役職を目指す: リーダーや主任といった役職に就くことで、役職手当が支給されます。
- 転職: 現在の職場で給与アップが見込めない場合、より条件の良い施設への転職も選択肢の一つです。
高齢者向け住宅は、入居者の要介護度が比較的低い場合もあり、身体的な負担が他の介護施設よりも少ないと感じる方もいます。一方で、生活全般の相談に応じるなど、入居者の生活に密着したサポートが求められるやりがいのある仕事です。


介護職の1日スケジュール(例:日勤の場合)
実際に私自身の現在の勤め先(サービス付き高齢者向け住宅)での勤務の内容をご紹介させていただきます。
介護を必要とする人の生活は24時間連続しています。ですので、介護職も24時間を交代で働いています。
夜勤は月4回程度、1カ月の休日は8~9日、年間休日は105~120日程度です。
変則勤務をローテーションで担当します。
例えば、私の1日をご紹介してみます。
日勤帯(10:00~19:00)のお仕事の流れです。
AM10:00に仕事がスタートします。
10時のお茶の時間でフロアに出てこられる方へお茶(嗜好品)を提供します。
そしてお昼ご飯の前まで、フロアで雑談をしていただいたりしている間に職員はリネン交換に伺います。
そして、お昼が近づく辺りからリハビリ体操をしたり、口腔体操をしていきます。
11:30 昼食が厨房から上がってきます。
そして配膳がはじまります。
お食事の前後には、お薬を飲まれる方への介助、見守りがあります。
12:30頃、下膳がはじまります。
あとは、そのままフロアで気の合うご入居様同士、お話をしていただいたり、居室で自由に過ごされたりしています。
午後1:00ぐらいから入浴があります。
また、午後より入浴も始まるので、その日の入浴される方には、ご準備をいただき、順番に個浴で入浴介助にあたります。
15:00 おやつが厨房から上がってきます。
またお茶(嗜好品)などと一緒に提供していきます。
そして、夕方から夕食までの間は、自由にしていただいています。
17:30 夕食が厨房から上がってきます。
夕食前後にもお薬の介助や見守りがあります。
そして、夕食を提供し、お食事が終わった方から下膳をしていきます。
そしてフロアのあと片付けをして、日勤の職員は退社します。
このあとは、午後から出勤された遅番の人がそのまま夜勤の職員が出てきるまで、業務にあたります。



介護職の収入はいくらぐらいなのか?
厚生労働省は、介護職員不足を打開し、今働いている人の職場定着率を向上させるために、介護職員の賃金の改善に取り組んでいます。
常勤で働く介護職員の平均給与額は、31万5850円です。
(基本給18万2260円、職務手当、処遇改善手当、通勤手当、家族手当、時間外手当(早朝、深夜、休日手当など)7万8440円、一時金(賞与その他臨時支給金として、10月~3月に支給された金額の1/6)5万5150円
介護職員処遇改善加算を取得(届出)している事業所における介護職員(月給・常勤の者)の平均基本給額として
「介護福祉士になるには(ぺりかん社)」を参照しています。
※「介護職員処遇改善加算」は、キャリアアップの仕組みをつくり、職場環境の改善を行う介護事業者に対して、報酬という形で介護職の給与を上げるためのお金を支給する制度です。
介護職員 182,260円
看護職員 235,460円
生活相談員・支援相談員 213,00円
介護支援専門員 216,780円
出典:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」より
介護職員の保有資格別賃金を見ると、勤続年数や平均年齢などの要素の違いがありますが、
有資格者や研修修了者の賃金は、無資格者と比べて高くなっています。
また、介護福祉士の平均給与額は、勤続年数によって上がっていきます。

介護福祉士の平均給与額の状況(月給、常勤の者、勤続年数別)
2018年9月
全体(平均勤続年数9.0年) 338,340円
1年~4年 310,780円
5年~9年 326,550円
10年以上 366,900円
出典:厚生労働省「令和2年度介護従事者処状況等調査結果」掲載。
平成30年度介護従事者処遇状況等調査の特別集計により算出。介護職員等特定処遇改善加算を取得(届出)している事業所におけるい介護福祉士の平均給与額。
「介護福祉士になるには(ぺりかん社)」によりますと、介護福祉士資格を取得した場合の手当は、2000円、3000円、6000円 8000円、1万円と施設によって異なるようとありました。


介護職のキャリアを積み上げる
厚生労働省の審議会(2015年2月社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会)は、介護の人材の「量」と「質」を確保するために、介護未経験の人の介護分野への参入を促進し、専門性を高度化していく方向性をめざすことになりました。
同時に、意欲や能力に応じたキャリアパスを確保し、機能分化を進めていくことが示され、それを受けて、キャリアパス要件や職場環境等要件の充足に応じた介護職員処遇改善加算が設定されました。
介護職としてキャリアを積むことには、様々な魅力があります。単に日々の業務をこなすだけでなく、専門性を高め、人としての成長も実感できる点が大きな醍醐味と言えるでしょう。
1. 人生経験と専門性の向上
介護職は、高齢者の方々の人生に深く関わる仕事です。様々な経験をされてきた利用者さんと接することで、多様な価値観や人生観に触れ、自身の視野を広げることができます。
また、日々の業務を通じて、身体介護や生活援助のスキルだけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力も磨かれます。 利用者さんの状態は日々変化するため、観察力や判断力も養われ、介護の専門家として着実に成長していけます。
2. 資格取得によるキャリアアップと給与向上
介護の仕事は、資格取得がそのままキャリアアップに直結しやすいという特徴があります。例えば、「介護職員初任者研修」から始まり、「実務者研修」、そして国家資格である「介護福祉士」へとステップアップしていくことで、より専門的な知識と技術を習得できます。
資格を取得すると、資格手当が支給されたり、基本給が上がったりすることが多く、給与面でのメリットも大きいです。さらに、介護福祉士の資格があれば、将来的にはケアマネジャー(介護支援専門員)や認定介護福祉士といった上位資格を目指すことも可能になり、より専門性の高い職種への道も開けます。
3. 多様な働き方と活躍の場
介護職の活躍の場は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、デイサービス、訪問介護など多岐にわたります。それぞれの施設やサービス形態によって、求められるスキルや仕事内容が異なります。
キャリアを積む中で、自分に合った働き方や興味のある分野を見つけ、専門性を深めていくことができます。 また、夜勤専従や日勤のみなど、ライフスタイルに合わせた働き方が可能な施設も多く、柔軟なキャリア形成がしやすいのも魅力です。将来的には、独立して介護サービスを提供したり、介護施設の管理職として運営に携わることも可能です。
4. 貢献と感謝が直接感じられるやりがい
介護の仕事は、利用者さんの日常生活を支え、自立した生活を送れるようサポートするものです。利用者さんが笑顔になったり、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてくれたりする瞬間に立ち会えることは、何物にも代えがたい喜びとやりがいをもたらします。
5. 高まる社会的な需要と安定性
高齢化が進む日本において、介護職の需要は今後も高まっていくことは間違いありません。これは、介護職が社会的に不可欠な仕事であり、安定した雇用が見込めることを意味します。
また、介護保険制度の改正や地域包括ケアシステムの推進など、介護を取り巻く環境は常に変化しています。キャリアを積むことで、これらの変化に対応できる柔軟性や、制度への理解も深まり、より広い視点で介護業界に貢献できるようになります。
介護職のキャリアは、自身の成長、専門性の追求、そして社会貢献を実感できる、非常に魅力的な道と言えるでしょう。

介護福祉士になると、その後、どのようなキャリアパスがあるのか。
多くの介護現場では、OJTで新人介護職をサポートする立場になります。
キャリアを積むその先には、
①ユニットケアリーダーや介護主任等、介護現場を統括リーダーとして、事業所管理者や施設長になる。
②認知症ケアなど特定領域の知識や実践力を高めたスペシャリストになる。
③現場経験5年経過後、介護支援専門員実務研修受講試験に合格して、ケアマネジャーとして活躍する。
④介護福祉士現場経験5年・介護教員講習会・大学院進学を経て介護教育や研修に進む。
また、「認定介護福祉士」という介護福祉士の上位資格があります。これは、「一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構」が2015年12月から認証・認定を開始した民間資格です。
このように、介護福祉士としての生活は、長年のキャリアの積み上げによって、広がっていきます。
介護福祉士は介護の国家資格であり、介護現場のプロフェッショナルとして認められます。介護福祉士を取得すると、その後のキャリアパスは多岐にわたります。
現場での専門性を高める道、マネジメント職に就く道、相談援助職に転身する道、さらには教育や独立など、様々な選択肢があります。
主なキャリアパスを以下にご紹介します。
1. 現場のプロフェッショナルとして専門性を高める
介護福祉士の資格は、介護現場での知識と技術の証です。この資格を活かし、さらに専門性を深めていく道があります。
- 認定介護福祉士: 介護福祉士の上位資格として、2015年から設けられた比較的新しい資格です。介護の実践力や応用力、多職種連携、地域包括ケアシステムへの対応能力、介護現場の指導力などが求められます。研修を受講し、試験に合格することで取得できます。認定介護福祉士は、介護現場のリーダーとして、他の介護職員の指導や育成、ケアの質の向上に貢献する役割を担います。
- 喀痰吸引等研修: 医療行為の一部である「喀痰吸引」や「経管栄養」を施設内で実施するための研修です。この研修を修了することで、より医療的なケアが必要な利用者さんへの対応が可能となり、介護職としての専門性を高めることができます。
- 介護福祉士ファーストステップ研修: 新人介護福祉士や、介護福祉士として経験を積んだものの、さらにスキルアップしたいと考える介護福祉士を対象とした研修です。介護の根拠や応用力、倫理観などを深めます。
- 医療介護福祉士: 医療と介護の両方の知識を持つ専門職です。医療機関や医療と連携の強い施設で働く際に役立ちます。
2. マネジメント職・管理職へのステップアップ
介護福祉士としての現場経験と知識を活かし、組織をマネジメントする立場へ進む道です。
- サービス提供責任者(サ責): 主に訪問介護事業所で、利用者さんのケアプランの作成や、訪問介護計画書の作成、ヘルパーの指導・管理、利用者さんやご家族との連携、他の事業所との連絡調整など、幅広い業務を担当します。介護福祉士、実務者研修修了者などが就ける職種です。
- ユニットリーダー/フロアリーダー/介護主任/介護長: 施設内で、特定のユニットやフロアの介護業務を統括し、職員の指導・育成、シフト管理、利用者さんの状況把握、多職種連携の中心となる役割です。介護福祉士の資格と実務経験を積むことで、これらの役職を目指すことができます。
- 管理者/施設長: 介護事業所や施設の運営全体を統括する最高責任者です。職員のマネジメント、収支管理、サービス品質の向上、関係機関との連携、法令遵守など、経営的な視点も求められます。介護福祉士の資格に加え、実務経験や所定の研修修了が求められる場合があります。
3. 相談援助職への転身
介護福祉士の経験と、利用者さんやご家族とのコミュニケーション能力を活かし、相談援助の専門職へ転身する道です。
- ケアマネジャー(介護支援専門員): 利用者さんやご家族の相談に応じ、ケアプランを作成し、適切な介護サービスが提供されるよう調整する役割を担います。介護福祉士として5年以上の実務経験が必要であり、介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、実務研修を修了することで取得できます。日勤のみで介護業務がないため、体力的な負担を減らしたいと考える方にも人気です。
- 生活相談員(ソーシャルワーカー): デイサービスや特別養護老人ホームなどの施設で、利用者さんやご家族の相談に応じ、入退所の調整、地域との連携、施設利用に関する情報提供などを行います。介護福祉士の資格や社会福祉主事任用資格などが必要とされる場合が多いです。
- 社会福祉士: 社会福祉の専門職として、高齢者だけでなく、障がい者や生活困窮者など、様々な困り事を抱える人々の相談に応じ、支援計画の作成や関係機関との調整を行います。国家資格であり、介護福祉士とは異なる養成課程を経て試験に合格する必要がありますが、介護福祉士の経験は社会福祉士として働く上で大いに役立ちます。
4. 教育・研究職、または独立
介護の現場経験と知識を活かし、次世代の介護人材を育成したり、自身の事業を立ち上げたりする道です。
- 介護福祉士養成施設の教員/初任者研修・実務者研修の講師: 介護福祉士や介護職員を目指す学生や受講生に対し、専門知識や技術を教えます。介護教員講習会の修了が求められることが多いです。
- 福祉用具専門相談員: 利用者さんの身体状況や生活環境に合わせた福祉用具を選定・提案する専門職です。介護福祉士の資格があれば、所定の研修を修了することでなれます。
- 介護タクシー・福祉タクシー運転手: 介護保険外サービスとして、車椅子や寝たきりの方を送迎するサービスです。介護福祉士の知識と経験を活かして、利用者さんが安心して移動できるようサポートします。
- 独立・起業: 介護事業所(訪問介護事業所、通所介護事業所など)を立ち上げたり、NPO法人を設立したりするなど、自身の理想とする介護サービスを提供する経営者としての道もあります。
キャリアパスを考える上でのポイント
- 自分の興味・関心: 介護の現場が好きで専門性を深めたいのか、マネジメントや教育に興味があるのか、相談援助をしたいのかなど、自分の興味や適性を考えることが重要です。
- 将来のビジョン: 将来的にどのような働き方をしたいのか、どのような形で介護業界に貢献したいのかを具体的にイメージしてみましょう。
- 必要な資格と経験: 目指すキャリアパスによって、必要な資格や実務経験が異なります。計画的に資格取得や経験を積むことが大切です。
- 研修制度や支援制度の活用: 各自治体や法人によっては、介護福祉士のキャリアアップを支援するための研修や助成金制度を設けている場合があります。積極的に活用を検討しましょう。
介護福祉士の資格は、介護のプロフェッショナルとして、あなたのキャリアの可能性を大きく広げてくれるものです。ぜひ、これまでの経験を活かし、さらなるステップアップを目指していきましょう!

介護職の人材の不足によりさらに必要とされる介護福祉士
これからの介護福祉士は医療的ニーズの高まりや、認知症高齢者、高齢者のみの世帯の増加などにともない、介護ニーズの高度化、多様化に対応が求められます。
「2025年に向けた介護人材の確保~量と質の好循環の確立に向けて~」(社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会)によれば、介護職の需要は当時の約171万人足りず、2025年には年に約30万人の介護人材が不足する見通しが示されています。
将来の介護人材確保へ向けて、量と質の確保のために
①多様な人材の参入を促進
②長く働けるよう介護の仕事に就いた人の定着を図るために、労働環境・処遇を改善
③意欲や能力に応じたキャリアパスが見えるようにする。
④専門性を高度化、明確化し、質を担保できる人材をつくる。
⑤限られた人材を有効活用するために、機能分化を進める。
介護福祉士は専門職です。介護実践を組み立て、常に応用していきます。
自分の手で、自分の声かけで、人の生活を支えていける創造的な仕事です。

まとめ
介護職の人材不足を解決する、未来を支える「介護福祉士」の魅力
超高齢社会を迎える日本では、介護のニーズがますます高まっています。しかし、その一方で深刻な人手不足が課題となっており、質の高い介護サービスを維持していくために、介護福祉士の存在が不可欠となっています。
介護福祉士は、介護に関する専門的な知識と技術を持つ国家資格です。単なる身体介護だけでなく、利用者の心身の状態に合わせたきめ細やかなサポートや、ご家族への相談援助、さらにはチームをまとめるリーダーシップなど、多岐にわたる役割を担います。
では、なぜ今、介護福祉士がこれほどまでに求められ、魅力的な仕事なのでしょうか?
1. 社会貢献の最前線で「ありがとう」を実感する仕事
介護福祉士の仕事は、利用者さんの日々の生活を支え、尊厳を守る、非常にやりがいのある仕事です。食事や入浴、排泄の介助といった身体介護から、買い物や掃除などの生活援助、そして精神的な支えとなる相談業務まで、多岐にわたるサポートを提供します。
利用者さんが「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてくださる瞬間、できなかったことができるようになる喜びを分かち合う瞬間、そして何気ない会話の中で笑顔が生まれる瞬間は、何物にも代えがたい大きな喜びと達成感をもたらします。人の役に立ち、社会に貢献していることを強く実感できる、誇り高い仕事です。
2. 専門性とキャリアアップ、そして安定性
介護福祉士は、介護の現場において高い専門性と知識を持つことを証明する唯一の国家資格です。この資格を持つことで、介護サービスの質の向上に貢献できるだけでなく、施設全体の介護レベルを高める役割も担えます。
また、介護福祉士として経験を積むことで、リーダーや管理者といったマネジメント職へのキャリアアップも可能です。さらに、認定介護福祉士や医療系専門職へのキャリアチェンジ、独立といった道も開かれており、自身の成長とキャリア形成を追求できる点も大きな魅力です。
超高齢社会が続く日本において、介護福祉士の需要は今後も高まり続けます。景気や社会情勢に左右されにくく、全国どこでも活躍できる安定性も兼ね備えています。出産や育児で一時的に現場を離れても、資格があれば復職しやすい点も、長く働き続けたい方にとって大きなメリットです。
3. ライフスタイルに合わせた多様な働き方
介護の仕事は、施設の種類や勤務形態によって、多様な働き方が可能です。日勤のみのデイサービスや、夜勤専従、あるいはパートタイムなど、ご自身のライフスタイルや希望に合わせて柔軟な働き方を選ぶことができます。年齢や性別に関係なく活躍できることも、介護福祉士の魅力の一つです。
4. 自身の人生経験が活かせる仕事
介護福祉士の仕事は、人とのコミュニケーションが非常に重要です。これまでの人生経験や培ってきた人間関係のスキル、あるいは家事スキルなども、利用者さんとの信頼関係を築き、より質の高い介護を提供するために役立ちます。
介護福祉士は、高齢化社会を支える不可欠な存在であり、その需要は今後もますます高まります。人の役に立ちたいという熱意と、専門性を身につけたいという向上心があれば、年齢や経験に関わらず、誰もが輝ける魅力的な仕事です。あなたも、未来を支える介護福祉士として、社会に貢献しませんか?
介護業界では、人手不足です。
そのため、国自体が職場環境や給与について、常に改善を考えています。
この業界では学歴、経験は関係なく、就職してから学んでいくことばかりです。
そして充実した、研修や資格の取得も狙えるため、仕事のやりがいが、生きがいにつながることになるお仕事です。
そんな介護のお仕事に挑戦できるチャンスがあるので、充実した人生にしていけると思います。


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