(この記事は2025年6月18日に更新されています)
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はじめに|50代からの仕事探しに悩んでいませんか?
「今のままでいいのだろうか?」
「もう50代だし、転職は難しいのでは……」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。50代からでも挑戦できる仕事はあります。
この記事では、私自身の経験をもとに、50代からでも挑戦しやすく、やりがいを感じられる「介護職」についてご紹介します。
目次
50代からでも挑戦できるおすすめの仕事とは?
私のおすすめは介護のお仕事です。
もちろん、他にも仕事はありますが、50代からの転職では「即戦力」であることが求められる場面も多く、なかなか採用されにくい現実があります。
実際に私も、介護職以外の仕事に履歴書を送ったり、面接も受けましたが、年齢の壁や「経験不足」でなかなか前に進めませんでした。
仮に採用されたとしても、「とにかくどこかに入らなきゃ」と焦って選んだ職場では、長続きしないこともあるでしょう。仕事にやりがいや学びが感じられず、「定年まで本当に続けられるのか……」と悩む方も少なくありません。

私も最初は、「介護なんて自分にできるのだろうか」と不安でした。体力的にも大変そうだし、専門的な知識や資格がないと働けないイメージがありました。でも実際に飛び込んでみると、未経験でも安心して始められる環境が整っていたんです。
たとえば、多くの施設では、入社後に基礎から丁寧に教えてくれる研修が用意されています。業務もいきなりすべてを任されるのではなく、先輩職員が一緒に仕事をしながらサポートしてくれるので、少しずつ慣れていけます。
何より、介護の現場では「人の役に立っている」という実感を得られる場面が多くあります。たとえば、ご利用者様から「ありがとう」と笑顔で言っていただけたときの気持ちは、他の仕事ではなかなか味わえないものです。50代の私たちにとって、そうした温かいつながりは、仕事への誇りややりがいにつながっていきます。
もちろん、大変なことがゼロではありません。でもそれ以上に、「誰かの役に立てる」「まだ自分にもできることがある」という実感が、自信となり、心の支えになってくれます。
これまでの人生経験も、介護の現場では大きな武器になります。相手の気持ちを思いやったり、場の空気を察する力――それは若い人には真似できない、私たちならではの強みです。
もし今、不安を感じながらも「何か新しいことを始めたい」と思っているなら、介護という選択肢を、ぜひ心のどこかに置いてみてください。あなたの人生経験が、誰かの支えになる日が、きっと来るはずです。

なぜ介護職が50代からの仕事探しに向いているのか?
介護職は未経験でも挑戦しやすい環境が整っています。
● 教育制度が充実している
未経験者向けの研修や、現場での丁寧な指導があり、安心して仕事を始めることができます。
実際に介護の現場では、入社後すぐに一人で仕事を任されることはほとんどありません。まずは先輩スタッフのサポートのもとで、仕事の流れやご利用者様との接し方をゆっくり覚えていきます。現場には「何でも聞いてくださいね」と声をかけてくれる優しい先輩が多く、不安な気持ちにもきちんと寄り添ってくれます。
また、最近では「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)」という形で、実際の業務をしながら学べる仕組みが整っている施設も増えています。座学だけではなく、実践を通じて覚えられるので、理解もしやすく、自信にもつながります。
施設によっては、外部研修やオンライン講座を取り入れているところもあり、無理なくステップアップできる環境があります。資格取得のための費用を補助してくれる制度がある職場も多いので、「学びながら働く」という選択が現実的に可能なのです。
「新しいことを学ぶのは不安」という方も、安心してください。50代であっても、少しずつ知識や技術を積み重ねていくことで、しっかりと現場で活躍できるようになります。大切なのは、完璧を目指すことではなく、前向きな気持ちで一歩ずつ進んでいくことです。
● 情報が豊富に手に入る
ネットや書籍などで介護の知識は簡単に学べます。悩みが出たときも、解決のヒントを見つけやすいのが大きなメリットです。
介護の世界は初めてだと、専門用語や対応の仕方など、最初は戸惑うこともあるかもしれません。でも今は、ネットで「介護 初心者」「介助のコツ」などと検索すれば、動画や解説記事がすぐに見つかります。YouTubeでも、実際の介助場面をわかりやすく紹介しているチャンネルがたくさんあり、自宅で気軽に学べる環境が整っています。
また、書店に行けば、介護の基本をやさしく説明した本が多数あります。初任者研修や実務者研修のテキストはもちろん、現場での人間関係やメンタルケアについて書かれた書籍なども豊富です。こうした情報をうまく活用することで、困ったときに「どうすればいいか」のヒントが得られ、自分の中の不安を少しずつ和らげていけます。
何より、介護は“正解が一つではない”仕事です。悩みや迷いがあって当然ですし、それを支えてくれる情報が手に入りやすいというのは、本当に心強いことです。
私自身も、最初は「これで大丈夫かな」と不安ばかりでしたが、本を読んだり、他の人の体験談にふれたりすることで、少しずつ視野が広がり、自分のペースで前に進むことができました。
● 体力的にも安心の職場環境
介護施設内での勤務が多く、冷暖房が完備されているため、屋外で働くよりも身体的負担が少なくなります。
介護の仕事というと、「体力的に大変そう」「力仕事が多いのでは?」というイメージを持たれる方も多いと思います。確かに、ご利用者様の身体を支えたり、車いすを押したりといった動きはありますが、実は現場では、職員の身体への負担をできるだけ減らす工夫がたくさんされています。
たとえば、最近の介護施設では、移乗(ベッドから車いすへの移動)を補助するリフトやスライディングボードといった福祉用具が積極的に使われています。こうした道具を使うことで、無理な体勢での介助を避けられ、腰や膝への負担が少なくなります。
また、介護施設内はバリアフリー設計になっていることがほとんどで、働く側にとっても移動しやすく、転倒のリスクも減っています。勤務中も冷暖房がしっかり効いた環境で、季節による体力的な負担が少ないのは50代にとってはとてもありがたいポイントです。
何より、介護は「体力」よりも「気づく力」や「心配り」が大切にされる仕事です。ご利用者様のちょっとした変化に気づいて声をかける、それだけで信頼関係が生まれ、感謝される場面がたくさんあります。
年齢を重ねてきたからこそ自然にできる優しさや落ち着きが、現場ではとても喜ばれます。無理せず、自分のペースで長く働ける環境がある――それも介護職の魅力のひとつだと、私は実感しています。
● 人材不足=求められている
介護業界は常に人手を求めている業界。50代の方も「戦力」として歓迎されやすく、長く安定して働ける可能性が高いです。
介護の現場では、若い方だけでなく、50代以上のスタッフも数多く活躍しています。むしろ、年齢を重ねているからこそ、利用者さんとの接し方に自然な優しさや落ち着きが感じられると、現場ではとても喜ばれるのです。
特に今は、どの施設でも「人を育てていこう」という意識が強く、年齢に関係なく「来てくれてありがとう」と歓迎されることが多いです。未経験でも「丁寧に教えてもらえる」「わからないことをすぐに聞ける」雰囲気がある施設は増えており、50代からでも安心して仕事を始めることができます。
また、介護の仕事は高齢社会の中でなくてはならない存在です。今後も需要は伸び続けると予測されており、年齢に関係なく長く働ける環境が整ってきています。正社員だけでなく、パートや契約社員、時短勤務など、ライフスタイルに合わせた働き方が選べるのも魅力のひとつです。
「もう自分には無理かも」とあきらめる前に、「今の自分を必要としてくれる場所」があることを、ぜひ知っていただきたいと思います。年齢はハンデではなく、むしろ武器になる仕事。それが介護職です。
介護職に転職して感じた“必要とされる喜び”
私が介護の仕事で一番うれしく思ったのは、「あなたがいてくれて助かる」と言われたことです。
ある日、新聞でこんな話を読みました。
ある男性が賃金カットをきっかけに長年勤めた会社を辞めましたが、会社から「あなたが必要です」と連絡がきて、再び働くことになったそうです。
その方が言っていました。
「必要とされる場所で働けることが、何よりのモチベーションになる」
これはまさに、私が介護職で感じていることそのものです。
お年寄りやご家族からの「ありがとう」という言葉は、給料以上の価値があります。
まとめ|50代だからこそ活きる仕事、それが介護職
50代での転職は決して遅くありません。
ただし、前職を「逃げるように辞めたい」と感じている方には、焦って次を決めるのではなく、自分が必要とされ、成長できる仕事を探してほしいと願っています。
その一つの選択肢が、介護職です。
資格取得を目指す過程で学ぶ「介護福祉士実務者研修」のテキストなどは、仕事だけでなく人生にも役立つ知恵が詰まっています。
読むだけでも、考え方が変わり、心が落ち着くこともあるのです。
介護の視点=他者を思いやる視点
それは、あなた自身を苦しめるネガティブな感情にも気づかせてくれます。
おすすめ資料
📘 介護福祉士実務者研修テキスト
→ 介護福祉士実務者研修テキストブック
商品説明
内容紹介(出版社より)
実務者研修の「人間の尊厳と自立」から「こころとからだのしくみ」までを、1冊に凝縮。通学・通信課程を問わず活用できる、新しい定番テキスト。本文では、重要事項をピックアップして解説。おさえるべき事柄がしっかりと見える構成でかりやすさを重視した。また、介護過程の章は事例を収録。分各章末に設けたレポート(課題)は、学習のおさらいにも活用でき、確実に習熟度を高めることができる。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「人間の尊厳と自立」から「障害の理解」をこの1冊でやさしく学ぶ。重要事項だけをピックアップして、要点解説。学習の指針として章扉に「到達目標」を掲載。エビデンスを重視した事例で、理解が深まる。レポート(課題)で習熟度がチェックできる。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 人間の尊厳と自立/第2章 社会の理解/第3章 介護の基本/第4章 コミュニケーション技術/第5章 生活支援技術/第6章 介護過程/第7章 こころとからだのしくみ/第8章 発達と老化の理解/第9章 認知症の理解/第10章 障害の理解
著者情報(「BOOK」データベースより)
前田崇博(マエダタカヒロ)
大阪城南女子短期大学人間福祉学科・専攻科介護福祉専攻学科長・教授。社会学博士。介護認定審査会委員(大阪市)、社会保障審議会委員(尼崎市)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)引用元:楽天ブックスより
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最後に
私のように「人生をもう一度見直したい」と感じている方へ。
50代からでも、介護というやりがいのある仕事で、新たな自分に出会える可能性は大いにあります。
この記事が、その第一歩となればうれしいです。

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