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介護職としての目標は？
自分自身が半年後、どうなっていたいのか。
どう自分自身が貢献できたか。
こんな質問の答えを半年後、聞かせてほしい・・・
このような質問をされると困ってしまいますね。
このようなことを意識したり、考えておくことは、介護職として働く者に限らず、
とても大切なことと思います。
実際にはこのようなことを気にしている介護職の人はどのくらいいるのでしょうか。
介護職の個人目標を設定する必要はあるのか？
目標は必要ですが、実は、介護のお仕事では、業務を行う中で、自然と持てるような環境です。
その理由は、介護施設などのご利用者はみな、何かしら、介護計画の中で、短期目標、長期目標などを掲げています。
そんな中で、私たち介護職はそれを、達成しようと日々、介助などサポートをさせていただいています。
私は、50代を過ぎて転職で、たまたま介護の世界に入った者です。
現場で生き生きとお仕事を楽しくされている人は、きっとこのような、自分自身にやりがいをうまく見つけておられるのではないでしょうか。
こんな風に改めて、文字化すると、なんだか大変たいそうな印象を受けると思うのです。
しかし、私たちは、みな、仕事としてもプライベートなことでも、何らかの動機があって初めて自主的に行えるものです。
先ほどの２つの質問は実際に私が、上司からされたものです。
何か、特別に前向きな答えを期待されているわけではありませんでした。
ですので、普通に質問に対して答えるだけよかったのです。
しかし、この質問の意味は何か、・・・
質問の意味は、考える必要はあると思いました。
この質問を私にしてきたのは、何か、原因があるはずです。
正直、介護職としては、普通に決められたシフトの出勤をするだけで、
とても利用者様にとっても介護施設にとっても助かるものです。
ただでさえ、人手不足な介護業界ですので。
勤め先の介護施設自体（法人）からも大切にされます。
ですが、仕事に限らず、目標を持つことは、
本当に仕事に対してモチベーションが上がるものです。
介護職としての目標とは・・・
実は、どんな仕事でも、遊びでも同じですが、毎日繰り返していると、どんどん、理解が深まります。
それが、とても大切なことですね、
それを考えると、まずは、今回の質問について良い評価の答えを考えるというよりも、仕事を継続すること自体に意義があると感じています。
そこから、見えてくる世界が、成長した軌跡になると思うのです。
誰でも自然に目標を持てる秘訣は？
実務者研修を受けて、介護の根拠を学ぶことになりました。
おそらく、自分はまだ、実践では、わかっては、いないところが、多いと思います。
しかし、仕事を続けていく中で、ふと、研修などで学んだ知識と日常行う実践の業務とが結びつく瞬間がくると思うのです。
どんなことも、知識はとても大切です。
知識だけでは、実際の業務はできないのかも知れません。
しかし、実務を知識なしで行うことと、知識がある状態で実務に当たるのでは、
取り組み方や、やろうとしていることへの意味や、どうしたいのかのイメージを作る過程が全く違いますね。
介護職の専門性は生活支援にあります。
そして、生活を支えるためには、多くの要素が必要であり、専門職がチームとなってケアを展開していきます。
介護のお仕事では、このようにいろんな専門職の方のお話を聞けることで、支援方法の考え方の違いを知ることになります。
利用者がこれまで、どんな生活をしてきて、今の介護が必要な状況では、どのような心境なのか、
本人が望む暮らしはどのようなものか。
そんなことを意識する仕事です。
このことは、本当に今の時代のテーマのようなものですね。
介護職が心がけていく大切なことは、耳を傾ける姿勢です。
その介護過程として、
①利用者の自己決定の尊重、
②利用者の選択の尊重、
③自立支援、
④利用者への行うケアやサービスの説明と同意、
⑤利用者のプライバシーの保護、
⑥利用者の安全、安心の確保、
⑦多職種との連携、
⑧利用者の状態の軽減、または悪化の防止が求められます。
これらの一連を仕事の中で身に付けていけるのが介護のお仕事です。
まとめ
人は必ず、高齢になっていきます。
そんな人生の勉強をさせていただけるのおが介護のお仕事ですので、仕事というより、人生の教科書ですね。
将来の人生が不安であったり、自分自身の親や身内でも想定されることばかりです。
そんな必要不可欠の知識をお給料を頂きながら、学べ、そして感謝されるお仕事で少しずつ、未来への不安をなくせる人生にできると思います。
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