介護の仕事をするメリットは何か。定年後の人生の観点から考察してみます。

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現在、勤めている会社を定年すると、この先には、どのような暮らしが待っているのかを想像することから逃げてしまう方もおられるのではないでしょうか。

もしご自身が、50代でサラリーマンの場合、定年まで勤める時間は目に見えてきていることは明らかだと思います。

そのとき、心から感じることは長年の仕事から解放される喜びか、もしくは、再就職先を探す不安を感じているか、

どちらかを感じている方が多いのではと思います。

もし、まだ、定年しても働こうと考えた時、おすすめなのが、介護のお仕事です。

どうして、介護のお仕事なのか。

介護のお仕事につくメリットをご紹介したいと思います。

介護の仕事をするメリットは何か。

年齢がいくほどに誰もが、味わう可能性のある不安や悩みをある程度、カバーできることです。

主に次のことについては、介護のお仕事を通じて解消される可能性が高くなることが想定されます。

定年後の不安材料を人間関係をもとに整理してみます。

①高齢者の社会的役割の喪失

②高齢者の社会生活の変化

③高齢者の自己意識

④高齢者の人間関係の再生

高齢になって長い間働いてきた仕事から離れることは、生活の大きな変化だけでなく、仕事を通じて培った社会的地位、人間関係、誇りなどからの引退で、すべてが過去のことになります。

家庭の生活や役割も微妙に変化し、そのうえ収入も低減して、大きな喪失感に襲われ、価値観、社会観、自己像についてもいやおうなく変化を強いられることになるかも知れないと想像してしまうこともあります。

長く続いた人々とのつながりの断絶に代わる新しい人間関係の構築は容易ではありません。

これらの不安や悩みは介護のお仕事を通じて、定年後にも需要の多く、介護職は必要とされ続けることが理由です。

その結果、50代の方であれば、これから介護の仕事で経験を積んだり、資格をとることで、とくに必要とされる人材になりますし、資格や実務経験でお給料も交渉がしやすくなります。

現に、介護の求人サイトに登録してお仕事を紹介していただく場合でも、介護の求人サイトの窓口の方を通じてお給料の交渉や希望を相談できるところが多くなっています。

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この不安なことへの想定されるキーワード

・社会的役割について

・自己意識について

・社会生活と人間関係について

・自分を開示すること

・こころの居場所について

①高齢者の社会的役割の喪失

仕事からの引退は組織の役割からの引退であり、次のような多くのものを失います。

1.人生の課題からの引退:生きる目的、課題からの引退のように感じる

2.仕事に関する人間関係からの引退:すべての人間関係からの引退に等しい

3.経験から得た知識、技術を活かす場がなくなる

4.収入が低減し、経済力が低下する

②高齢者の社会生活の変化

⑴自己無用感:失った社会的役割との関係は自分の存在価値の基盤でありました。これを失うことで自己無用感が無力観やうつ傾向を招くこともある。

⑵家庭における立場のゆらぎ:経済面をはじめ、家族の精神的支柱、家族と社会との紐帯として求心力の中心から、子供が独立し高齢な少人数家族の一員になる。

・家庭内で、すべてに優先する存在ではなくなる

・近所付き合いや自治会活動では新参者

・保護者・指導者から、気づかわれ世話をされる立場へ

⑶新しい人間関係開拓の基盤が希薄

冠婚葬祭をはじめ家庭や家族生活に関する相互協力、相談まで、仕事を通じて培った人間関係に頼ってきた生活から、地域で新しい人間関係をつくり出すには次のような困難がともないます。

・地域とのつながりが少なく、どのような人がいるかがわからない

・新しい人間関係をつくるきっかけがつかめない、少ない

・メンバーが固定した既存地域グループやクラブに入ることへの抵抗感

・地域で自分がになえる役割が想定できない

③高齢者の自己意識

社会的役割の喪失は壮年期の自己像を捨て、高齢な一人の生活者という自己像を受け入れることです。それには、以下のことが深くかかわっています。

・社会のにない手でなくなる:仕事を基盤にしたアイデンティティを失うと、居場所にない自分との直目を迫られる。

・必要とされない人になる:自分に対する期待、要請の源を失う

・生産に無関係で、消費だけの人になる。:生産者としての自覚と誇りを失い、自分の存在価値が小さくなる。

④高齢者の人間関係の再生

仕事が生きがいという高齢者の割合は高く、社会的な役割に充実感を求めています。この期待を満たし、人間関係を作り出すには、介護の仕事を通じて次のことを考える必要があります。

・地域の意義の見直し=高齢者が地域を「こころの居場所」としてとらえる

・友人づくり=人間関係を広げるキーマンになる友人を得る

・高齢者の積極的な自己開示=友人をつくるカギ

・クラブ、サークルの情報収集(地域の広報、自治会ニュースなど)

・積極的な参加と、自分に適した役割の分担(自治会活動、地域の催)

・活かせる経験や技術をもつことをアピール(小学校やシルバー人材センター)

まとめ

引退によって職場組織の人間関係を失った高齢者は、孤立感とともに安定したこころの居場所のないことに悩み、自己無用論に傾きがちです。

また、高齢者は価値観や興味・関心、話題等の違いに対する寛容さが比較的少ないので、異世代との交流を警戒したり、消極的になりやすいものです。

ですが介護の仕事を通じて、仕事のやりがい、そして経験を通じて、ご自身の知識となり、

また、介護のお仕事で学べることは、人生の多くを多くの利用者、また、一緒に働く介護職の方から多くの学びがあるお仕事の場です。

もし、定年後、何をすればよいのか、働き口はあるのか、そんなことをお悩みの方であれば、一度は介護のお仕事をご検討されてはどうかと思います。

高齢者不安悩みついて「ホームヘルパー2級課程テキスト(高齢者の心理)」財団法人 介護労働安定センターのテキスト」を参考にさせていただいています。

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