インフルエンザ感染が拡大中!介護施設でも介護職、利用者とも感染予防が課題!

介護職の日記

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ニュースでもインフルエンザ感染、急拡大で、注意を呼びかけております。

介護施設に勤める者としても、インフルエンザや風邪などの感染について、大変、神経質になっています。

介護職の視点から、感染予防策について振り返ってみたいと思います。

インフルエンザ感染が拡大中の状況とは?

2024年12月26日現在のヤフーニュースよりご紹介させていただきます。

季節性インフルエンザ感染者推移byモデルナ疫学サイト(12月24日更新)

いまインフルエンザが危険な勢いで拡がっています。各種データからも、コロナ前も含めて稀な勢いで拡大中と推測されます。

来週は年末年始の帰省ラッシュです。インフルエンザの潜伏期は1~3日とされ、この週末に感染した場合、気づかず帰省して高齢の親族にひろげる危険があります。

年末年始は医療機関の稼働も十分ではなく、重症化した場合の治療の遅れが起きる可能性があります。この週末に忘年会やライブなど、人が密集するイベントへの参加予定がある等の場合、日程変更の検討を含め最大限の注意をしてください

引用元:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6524023

このようなインフルエンザ感染が拡大中ですが、介護施設の中では、

介護に携わる職員は、手洗い、手指消毒、マスクなどを徹底していますので、

介護施設内では、ウィルスが普通の家庭などよりも入りにくい環境だと感じています。

しかし、年末年始でもあり、ご利用者さんの身内のやご友人など、面会に来られる方も多い季節です。

介護施設の入り口(玄関)では、消毒ボトルや、体温計など、

もう、どこの施設でも、設置は常識になっていますね。

介護職の普段からの気づきが生きてくる

私たち介護職は日常的に「自立支援」、「尊厳を支える介護」に基づき、常に、利用者さんをアセスメントをする視点で業務に取り組んでいます。

ですので、私たちが家族の健康がいつもと違う、体調が悪そう、などと同じように、

利用者さんにも、いつもと違う時には、すぐに感じ取ることが大切です。

いつもと違う時には、バイタル測定をして、すぐに、看護師などへ報告することが必要です。

私自身は高齢者住宅に勤めています。

生活支援サービスを提供していく中で、安否確認や生活相談は必須の業務です。

介護職の仕事は、「介護」だけではなく、「健康状態」に関する介護職の役割として、

介護やコミュニケーションを通じて、健康状態の安定を図ることも求められます。

健康状態の変化を観察して、適時医師や看護師への報告・相談を行うなどの連携を図ることなどが求められます。

インフルエンザ感染対策として、介護職、利用者とも感染予防が課題!

感染対策委員会など、介護施設でも毎月、委員会がありますが、

改めて、インフルエンザ感染予防対策として、整理してみたいと思います。

【対策】

1) 外出後の手洗い

 外出の度に、せっけんと流水による手洗いを丁寧にしてください。アルコール製剤による手指衛生も効果があります。

2) 湿度の保持

3)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

4) 人混みや繁華街への外出を控える

 人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます

引用元:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6524023

インフルエンザ感染について、介護職も気をつけたいこと

インフルエンザが家族感染する確率は?同居家族にうつる確率が高いのはいつまで?

ネットで出ているインフルエンザ感染についての疑問について、わかりやすい記事が出ています。

インフルエンザが家族感染する確率は?同居家族にうつる確率が高いのはいつまで?

インフルエンザの潜伏期間

潜伏期間とは、ウイルスや細菌に感染してから発症するまでの期間のことです。

インフルエンザの潜伏期間は、おおむね1~3日程度です。

ただし、カナダで行われたインフルエンザウイルスの潜伏期間を調べる研究では、感染から発症までの中央値が4日との結果が出ています。[1]

潜伏期間中は、自覚症状がほとんどないため、知らず知らずのうちに周りの人にうつしてしまうかもしれません。

そのため、インフルエンザ感染者との接触があってから4日程度は、ご自身の体調に変化がないか慎重に観察するようにしてください。

高熱や関節痛、全身の倦怠感などの症状が数日内にあらわれたらインフルエンザの可能性が高いといえるでしょう。

インフルエンザがうつる期間とは?感染力があるのはいつまで?

インフルエンザ発症の1日前から発症後3~7日間は、ウイルスを排出するといわれています。[2]

ウイルスが排出される期間は個人差がありますが、発症前日から発症後1週間ほどは感染力があると考えておきましょう。

排出されるウイルス量は解熱とともに減っていきますが、解熱したあともウイルスが排出されているため注意が必要です。

中にはインフルエンザに感染した当日に、すでに感染力をもつことがあります。

症状があらわれないうちに周りにうつしてしまうことが、インフルエンザ感染が拡大する原因の一つと言えるでしょう。

インフルエンザが家族感染するのは何日目?

インフルエンザは、発症してから3日程度は感染力がピークになる時期です。[3]

そのため、家族がインフルエンザを発症してから3日目くらいまでが、最もうつりやすい時期といえるでしょう。

家族のなかでも、一緒に過ごす時間が長い人は、とくに感染する可能性が高いです。

なお、インフルエンザウイルスの排出は発症後1週間ほど続くため、3日目を過ぎても気を緩めないようにしてください。

インフルエンザ5日目の感染力は?

インフルエンザのウイルス排出は、発症前日から発症後3~7日目まで続くと言われています。

発症後5日目はウイルス量は少なくなってきているものの、まだ感染力をもつ可能性があるといえるでしょう。

発症後5日目になると身体も楽になってきていると思いますが、周りの人にうつさないために外出はやめておきましょう。

学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」を出席停止期間としています。

(ただし、病状により医師において感染のおそれがないと判断したときは、この限りではありません)。[4]

同居家族にインフルエンザが感染する確率は?

同居家族にインフルエンザがうつる経路は、主に飛沫感染や接触感染です。

インフルエンザにかかった家族の看病だけでなく、近距離で会話や食事をすると飛沫感染する可能性があります。

また、インフルエンザに感染している家族が触ったドアノブなどを握り、その手で目や鼻を触ると接触感染することもあるでしょう。

家族にうつさないために、マスクや消毒など予防対策を行うようにしてください。

さらに、事前にインフルエンザワクチンを接種しておけば、感染確率や重症化のリスクを下げられるでしょう。

インフルエンザの人と同じ部屋にいた場合にうつる確率は?

インフルエンザの人と同じ部屋にいてうつる確率は、状況により異なります。

インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から出るしぶきによる飛沫感染です。

また、飛沫がとんだものを自分の目や口にいれてしまい接触感染することもあります。そのほか、換気が悪いところでは空気感染する可能性もあるようです。[7]

同じ部屋にいた場合、インフルエンザに感染した人の咳やくしゃみがかかった場合や近距離での会話でうつるかもしれません。

くしゃみで出るしぶきは1~2mもの距離まで届くため、少し離れたくらいではからだにかかってしまうでしょう。

またドアノブやスイッチなど共有で触るものから感染する可能性もあります。

狭い部屋で換気をせずに、長時間一緒に過ごした場合も感染してしまうかもしれません。

しかし、換気をした広い部屋で、離れて作業したりお互いにマスクや消毒をするなど感染予防をすればうつる確率を下げられるでしょう。

同居家族がインフルエンザになったらどうしたらいい?

家族がインフルエンザになった場合、以下の対策を行いましょう。

  • 部屋の隔離
    インフルエンザに感染した家族はなるべく別の部屋で療養してもらいましょう。
    子どもの場合は、異常行動を起こすケースやインフルエンザ脳症などで容態が急変する心配があるので、大人が近くで見守ってください。
  • 手洗い・うがい
    こまめに手洗いやうがいを行い、インフルエンザウイルスの接触感染を防ぎましょう。
  • マスク着用
    マスクを着用し、インフルエンザウイルスの飛沫感染を防ぎましょう。
    鼻やのどの加湿効果も期待できます。
  • 手指の消毒
    家族を看病したあとに、手指のアルコール消毒をしておきましょう。
  • ドアノブやスイッチの消毒
    インフルエンザの人が触ったドアノブやスイッチ、階段の手すりなどもエタノールで消毒しておきましょう。
  • 部屋の加湿と換気
    部屋の加湿を行い、のどの免疫力をアップさせましょう。
    インフルエンザに感染している家族の部屋は、一日に数回換気をしておくとよいです。

インフルエンザが家族にうつらないための予防方法

自分がインフルエンザになったときに、家族へうつさないための予防方法を紹介します。

  • 手洗いをこまめにする
    インフルエンザを家族にうつさないために、手洗いをこまめに行いましょう。
    咳やくしゃみ、鼻水などが手についたときもティッシュで拭くだけでなく洗い流しておくとよいです。
  • 咳エチケットを守る
    咳エチケットとは、咳やくしゃみをするときにマスクやティッシュ、ハンカチ、服の袖で口や鼻をおさえる行為です。
    飛沫の防止効果があるので、他の人への配慮として心がけてください。
  • 部屋を分けたり、なるべく離れる
    なるべく別室で過ごし、一緒の部屋にいても離れて過ごすようにしましょう。
  • 換気と加湿を行う
    部屋を2~3時間に1回換気をして、部屋の空気を入れ替えるとよいです。
    インフルエンザウイルスは、湿度が50%以上になると生存しにくくなります。[8]

    そのため、部屋の湿度を50~60%に維持するようにしましょう。
  • タオルやコップを共有しない
    タオルやコップを共有するとうつる可能性があるため、各自のものを使うことが大切です。
  • 十分な睡眠や栄養をとって免疫力を高める
    体調を早く回復させるために、睡眠を十分に取り、バランスの良い食事を心がけましょう。
    食欲がないときは、無理をせずお茶やスープなど飲みやすいものを取り入れてください。

本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。

具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。

引用元:インフルエンザが家族感染する確率は?同居家族にうつる確率が高いのはいつまで?↗

まとめ

私たち、介護職員は常日頃から、「介護予防」という言葉を耳にします。

これは、新たに要介護状態になることや要介護度の重度化を予防する観点から大切なことです。

もし、インフルエンザ感染などをきっかけに高齢者の生活機能の低下につながるかもしれないという意識をもつことは、とても大切だと思います。

人が健康に生きていく中で、心も体もいかに健康に生きていけるか、そんな学びのあるお仕事が介護業界のお仕事だと思います。

もし、これから何かに挑戦してみたい、転職を検討している、そんな方には一度、介護のお仕事もご検討いただければ幸いです。

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