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介護職として、時間に追われることは日常には、多々あります。
そんな中、介護職の本当の仕事は何か、立ち止まることは、心を新たにリセットできます。
介護職の仕事の目標とは?
「あなたの目標はどう?」の質問を受けて・・・
私は、介護の仕事に携わってもうすぐ2年が来ようとしています。
なんと、私は、仕事の流れを覚えようとしてきただけだったことに気づきました。
先日、先輩(ベテラン介護士)から、最近は、仕事はどう?
あなたの担当利用者さんの目標は、どんな具合?うまくいってる?
そのような質問を受けました。
私は、何も答えられませんでした。
まったく考えてはいなかったのです。
実は、自分が覚えて、一人前の顔をしていたことは、単に、作業として(排泄の声かけ、入浴の介助の時間、食事の配膳の時間など)、
その時、どんな段取りやご利用者様をマニュアルにある目安の時間に遅れないようにばかり気にして、
ベテラン介護士のように動きまわっていただけのなです。
自分の中では、決められた時間に遅れないように段取りをして、コールがあれば、素早く訪室して、ご利用者の介助を行う。
そして、その都度、行ったケアの記録を介護ソフトに入力する。
そのようなことをいかに、早く行い、コール対応をスピーディーにミスなくこなせるかに意識がいっぱいでした。
本来は、介護は人間が人間を支援するお仕事です。
単にご利用者様に親切、丁寧な対応をするだけではありません。
介護職の目標は、利用者様の望む生活を実現するために、介護サービスを提供するうえで考えなければならないこと。
これを順序だてて行うことを「介護過程の展開」と言います。
介護職の仕事の目標とは?「介護過程」を通じて検証!
①情報収集・アセスメント→
まず、ご利用者の情報収集を行い、心身の状況に合わせた支援を見出します。、解決すべき課題を把握します。その課題を解決にした先にある目標を定めます。
②生活課題抽出と目標設定→
解決すべき課題を把握します。その課題を解決した先の目標を定めます。
③介護計画の立案→
根拠に基づいた個別性のある介護計画の立案
④介護計画の実施→
根拠に基づいた個別性のある介護計画の実施
⑤評価と計画の見直し→
根拠に基づいた個別性のある介護計画の評価と見直し
それらを繰り返しながら生活を支援していくことです。
介護職の仕事の目標とは?介護過程の目的は?
介護過程の目的は、利用者の解決すべき課題を明確にすることから始まります。
その解決すべき課題を解決するたもの目標を立てる。
この目標の設定ができていないことを見通されていたのだと思うのです。
そして私たち介護職は、根拠に基づいた介護(個別ケア)を実践することを目的としているのです。
ですので、もし何かに困っていたら、どのような場面で、何に不便、不都合を感じているのかを知るスキルを身につけなければ、介護職の存在の意味がなくなってくるのです。
また、専門職としては、どのような支援、介助をすれば、自立性が高まるのか。
そこでアセスメントが出来ているかが試されるわけですね。
このようなことを文章で書いていくと、大変、むずかしく感じますが、その先輩介護士から、とにかく関わるご利用者とのコミュニケーションを取ること。
これが基本とのことでした。
まとめ
もし介護職が時間や、マニュアルにしか目が向いていないとすれば、もう、介護職ではないのです。
日常的にいろんなお話をしていく中で、ご利用者がどんな性格なのか、今日は体調が優れないのか、どんな話題だと夢中になれて、ストレスを解消されるのか・・・
そんな何気ないことから、いろんな情報収集ができるといいます。
私は前職は営業の仕事をしていました。
その時には必死でお客様を知ろうと事前に調査をしていたものです。
でも、今の介護のお仕事をするようになって、そんな努力はできていませんでした。
やはり仕事という枠だけではなく、私たちは生活を支援していくものとして、生きていく中で、ごく普通のことをするだけなのです。
私が勤める、高齢者向け住宅は、仮にもご利用者様にとっては、もう、自宅なのです。
ここで、暮らしているのは家族も同様なのです。
ですので、普通に「今日は、寒いけど、調子はどう?」、「昨日はよく眠れた?」など、普通に会話をして今日のご機嫌や身体の調子を知ることができるのです。
なにか仕事ということで、どうしても、時間の業務の効率化ばかりに集中しがちです。
それも大変必要で、不要な作業を省いて、ご利用者との接する時間を作ることを考えたりも大切です。
まずは、介護職の本来の仕事を基礎に取り組んでいけるようにありたいと思います。
このような、学びを得る介護のお仕事は本当に私生活でも、人間関係を築く上で、共通することばかりです。
そんな、介護のお仕事に興味を持っていただける方が増えれば幸いです。
そして介護のお仕事に携わることで、シフト制の勤務になりますので、
土日にしか、休めなかった時とは違う休日の過ごし方や楽しみ方を見つけて、これからの人生がまた、今まで気づかなかった楽しい時間になることと思います。
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