個別ケアってなに?未経験からわかる介護職の専門性と現場のリアル

介護職の日記

(この記事は2025年6月10日に更新されています)

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こんにちは!今日は介護の現場でよく耳にするけど、ちょっと分かりにくい「個別ケア」や「専門性」について、介護未経験の方にも分かりやすく、私の経験を交えてお話ししていきます。

「個別ケア」って、なんだか難しそう?

まず最初に。「個別ケアって何?」って思いますよね。実は、私も最初はそうでした。

私は営業職から転職して、現在は特別養護老人ホームで働き始めて2年目になります。でも、正直に言うと、「個別ケアを実践できている」と胸を張って言えるかというと…ちょっと自信がありません(笑)。

「個別ケア」という言葉自体は、研修や本で耳にするものの、現場では忙しさに追われ、目の前のことをこなすだけで精一杯になりがちです。

それでも最近、ようやく「個別ケア」って、実はとっても大事で、しかも介護職の“心臓部”みたいなものなんだと気づくようになってきました。

個別ケア=一人ひとりの人生に寄り添うこと

個別ケアとは、利用者さん一人ひとりの生活スタイルや好み、性格、過去の暮らしなどを理解し、その人に合った支援をすることです。たとえば、ある利用者さんは「朝は紅茶じゃなきゃダメ」という方もいれば、「昔から朝風呂派」という方もいます。

これ、まさに「その人らしさ」を大切にするということ。

私たちが「朝コーヒーじゃないと目が覚めない!」って思うように、利用者さんにもこだわりや日課があるんですよね。それを無視して、全員同じ対応をするのは、ちょっと違うかなって思うんです。

介護福祉士になるための本に、こんな素敵な一文がありました。

「人は多様です。一人として同じ人はいません。好きなことも、過ごしてきた生きざまも、こだわりも、すべて異なります。」

この言葉を読んだとき、なんだかホッとしました。営業時代、「自分は口下手だから向いてない」とずっと感じていた私。でも、介護の世界では「自分らしさ」も「人との違い」も強みになるんです。

介護の専門性って、実はすごいスキルだった!

「介護って、誰にでもできるんじゃない?」なんて思っていた時期もありました。けれど、実際に働いてみると、それは大きな誤解だと気づきました。

介護の仕事って、ただのお世話じゃないんです。

「この人はどんな人生を歩んできたんだろう?」
「どんなときに笑ってくれるかな?」
「トイレのタイミングが合ってないのは、もしかして何か不安があるのかも?」

こういったことを日々考え、行動に移していく力が求められます。これはまさに“観察力”“洞察力”“思いやり”“柔軟性”など、どんな職業にも通じるスキルの宝庫です。

だからこそ、介護職って「人に寄り添うプロ」なんです。

コミュニケーションが苦手でも大丈夫!

よく「介護にはコミュニケーション能力が必要」と言われます。でも、ここでいう「コミュ力」は、決して“おしゃべり上手”って意味じゃないんです。

大切なのは、「その人を知ろうとする姿勢」。つまり、「あなたのことを知りたいです」という気持ちを持つことが一番のスタートなんです。

最初は無理に話しかけなくても、笑顔であいさつする、名前を呼ぶ、相手の表情をじっと見る、そうした小さな積み重ねで、自然に信頼関係ができてきます。

そして、気がついたら「あれ?コミュニケーション取れてたな」と思えるようになります。

専門性が深まると、人生にも変化が

介護の学びは、決して現場だけで完結するものではありません。研修で得た知識や考え方は、自分自身の生活や人間関係にも役立ちます。

たとえば、「相手を知る」「環境を整える」「できることを伸ばす」という考え方は、家庭や子育て、職場の人間関係でも活かせるんです。

さらに、スキルアップを目指して資格を取れば、お給料に手当がつくこともあり、やりがいも収入もアップ!

実際、私の周りにも「実務者研修」や「介護福祉士」の資格を取ってキャリアアップしている先輩がたくさんいます。

「時間優先派」VS「ケア重視派」問題も…

現場でよくあるのが、「時間を守る派」と「丁寧なケア派」のぶつかり合い。

前者は「何よりも業務をスムーズに終わらせる」ことを大切にし、後者は「多少遅れてもその人に合ったケアを丁寧に行う」ことを重視します。

どちらも大切。でも、大事なのは“バランス”と“チームワーク”。

私も経験がありますが、忙しい時ほど「今日はこれを優先しよう」と柔軟に動けるようになると、ケアの質も、職場の雰囲気もグッと良くなります。

そして、ベテラン介護士さんは、そのバランス感覚がとても上手。速いけど雑じゃない、丁寧だけど押しつけない。その姿を見て、「私もあんなふうになりたいな」と憧れています。

まとめ:介護は“人生と向き合う”仕事

介護職は、人の人生に関わるとても大切な仕事です。

ただの「お世話」ではなく、「その人がその人らしく生きられる」ようにサポートする専門職。だからこそ、奥が深く、やりがいも大きい。

今の自分に自信がなくても、しゃべりが得意じゃなくても、いろんな個性が活かされるのが介護の世界です。

これから介護職を目指すあなたへ。

あなたの「そのまま」が、きっと誰かの笑顔になります。そして、誰かの人生を支えながら、あなた自身の人生も豊かになっていく。

そんな素敵な世界に、ぜひ一歩踏み出してみませんか?


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